リゾバ体験談

「移住なんて考えていなかった」2年間のリゾートバイトを経て、長野移住を決めるまで

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リゾートバイトは人生の寄り道じゃなかった。2年間の経験が私にくれたもの

「リゾートバイトを始めたころは、移住なんてまったく考えていなかった」

今回お話を伺ったのは、リゾバ.com公式アンバサダー【Misato】さん。
リゾートバイトで各地をめぐる中、彼女の中で少しずつ芽生えていった「移住」という選択肢。

なぜ移住を考えるようになったのか。そして、数ある候補地の中から長野県・安曇野市に決めた理由とは??

2年間のリゾートバイトを経て、移住先を決めた【Misato】さん

miyu_photo148さん

もともと旅行好きで、ヨーロッパのクリスマスマーケットを巡ったり、片道5〜6時間かかる場所へ日帰りで出かけたりするほど、パワフルで行動力のある【Misato】さん。

2年間のリゾートバイトを経て、数ある候補地の中から移住先に選んだのは長野県・安曇野でした。
なぜ、安曇野だったのか。実際に暮らしてみたからこそ分かった、その土地ならではの魅力を伺いました。

長野県との出会いが、移住の原点だった

一人旅を楽しむみさとさん

―なぜ安曇野を移住先に選んだのですか?

―安曇野というより、まず長野県そのものに魅力を感じていました。そのきっかけになったのは、社会人の頃にした一人旅です。
上高地や渋温泉、奈良井宿など、4日間かけていろんな場所を巡りましたが、特に印象に残ったのは温泉の多さですね。バス停の名前が温泉地だったりして、「え、ここにも温泉あるの?」って驚いたのを覚えています。

広島県出身なので、温泉ってそこまで身近な存在ではなかったんです。もちろん探せばあると思いますが、長野みたいに至るところに温泉がある環境がすごく新鮮で……。

阿寺渓谷

―それと、学生時代に住んでいた四国の自然がすごく好きだったんですが、長野の景色もどこか似た雰囲気を感じたんです。

特に川のきれいさは印象的で、阿寺渓谷に行ったときも「徳島で見た景色に似ているな~」と思いましたし、四国にしかないと思っていた自然が長野にあることに驚きました。
ほかにも、茅葺き屋根の家や宿場町があったり、昔ながらの景観が残っていたりするのも印象的でした。

リゾートバイトを通じて長野への想いが強くなった

―もともと移住に興味をお持ちだったんですか?

―いいえ、リゾートバイトをはじめる前は移住なんて考えていませんでした。

というのも、旅をしながら色んな場所に住んでみたいという気持ちが強かったんです。
なので会社を退職した後は、フリーアコモデーションといってゲストハウスの住み込みスタッフをしながら、いろんな場所を転々としていました。

―フリーアコモデーションとリゾートバイトの違いはなんでしょうか?

―住み込みで働く点は似ていますが、お給料が発生するかしないかの違いですね。

フリーアコモデーションは宿泊費の代わりに働くスタイルなんです。
その代わり働く時間が2~3時間と少なくて、宿によっては働きが家賃より上回ったら、その分だけもらえることもありました。

フリーアコモデーション

―その後、長野県の野沢温泉でリゾートバイトをはじめたんですよね。

―そうですね、2023年の年末から2024年3月にかけて、野沢温泉でリゾートバイトをしていました。
その間は結構あちこち出かけていて、電車で片道5〜6時間かけて別所温泉まで行ったこともあります。終電一本前くらいまで滞在して帰りました(笑)

ちょうど真冬だったこともあって、毎回どこへ行っても冠雪した山並みがとてもきれいだな~と思って。その景色がずっと心の中に残っているんです。長野に惹かれた理由のひとつかもしれませんね。

冠雪した北アルプス

―野沢温泉でのリゾートバイトがきっかけで移住を考えるようになったんですか?

―それが、移住が頭をよぎるようになったのは、野沢温泉のリゾートバイトが終わって1年ほどたった頃なんです。

野沢温泉の後、別の場所でゲストハウスの住み込みをして、その後に新潟の湯沢でリゾートバイトをしました。そのとき新潟の美しい山々を見て、ふと長野の景色を思い出したんです。
「長野にしかない魅力もあったなぁ~」と。気づいたら、急に長野が恋しくなりました。

野沢温泉でのリゾバ

安曇野は「自然」と「暮らしやすさ」のバランスがちょうど良い

―移住先に選んだ安曇野ですが、もともとご存じだったんですか?

―いえ、安曇野に行ったこともなかったですし、名前すら知らなかったです。

長野に住めたらな~とぼんやり考えていたころに、ちょうど登山関係のInstagramをよく見ていて、安曇野に移住した方たちの投稿を目にするようになったのがきっかけですね。

みなさん共通して「安曇野は自然が豊かなのに生活しやすい」と発信されていて、美しい山に囲まれているうえに利便性もいい、そんな場所があるんだと思って興味を持ちました。
それで試しに住んでみようと、2025年の4月から7月にかけて安曇野でリゾートバイトをしました。

水田に移る北アルプス

―実際に暮らしてみて感じた安曇野の魅力は何ですか?

―やっぱり周りの自然がきれいなことですね。
安曇野には北アルプスが連なっていて、春まで雪化粧した美しい山並みが見られます。あと、田んぼに水が張る時期は、山並みが水面にきれいに映り込んで本当に美しいんです。

そうした景色が、スーパーや無印良品、美容室に行くために車を走らせている道中に広がっているんですよ。特に安曇野の無印良品は、北アルプスの名峰が見えることで有名みたいです。
そんな風に、わざわざ展望スポットに行かなくても、日常の中で自然の美しさを感じられる。これは観光では分からなかった魅力だと思います。

安曇野の無印良品

―あと、車があれば利便性が高く、生活しやすい環境でした。マクドナルドもありますし、大きなスーパーもありますし、移住者の方が経営されている素敵なカフェもたくさんあって、生活も楽しそうだなと思いました。

自然だけでなく、暮らしやすさとのバランスが取れていたのが安曇野に決めた理由ですね。

寮からみたアルプスの山々

―リゾートバイト中は、どんな視点で地域を見ていましたか?

―景色だけじゃなくて、利便性も意識していました。
職場の方全員が地元の人ではなく、県外から移住されたご夫婦もいらっしゃったので、住まれているエリアの話や、生活しやすい場所はどこかを聞いたりしましたね。

たとえば安曇野の中でも、池田町に住まれている社員さんが複数いらっしゃって、「穂高エリアほど栄えてはいないけど住みやすいし、なにより景色が本当にきれいだよ」という情報を得られました。とにかく、実際に暮らしている方の声を参考にしていましたね。

あとは、休日に車を走らせながらアパートを見たり、スーパーとの距離感を確認したり、カフェやお店を見たりして、「ここに住んだらどんな暮らしになるだろう」と考えていました。

―ちなみに車がないと生活は厳しいですか?

厳しいですね。逆に言えば、車さえあれば快適に暮らせることがわかりました。

住んでみたらリアルな暮らしが見えた

―実際に安曇野に住んでみて、暮らす前のイメージとのギャップはありましたか?

―私が住んでいたのが標高の高い地域だったからかもしれませんが、春でも想像以上に寒かったです。4月でもダウンを着ないと寒いくらいで、朝晩の冷え込みがすごかったです。

ダウンを着ているみさとさん

でも、良い意味で驚いたのは、移住者が想像以上に多かったことですね。
移住者の方が営むパン屋さんがありまして、店主に「安曇野に移住したいんです」と相談したところ、ほかの移住者が経営するカフェや宿をたくさん紹介していただきました。

こんな風に、移住者同士のつながりがあることも、実際に暮らしてみて分かった魅力のひとつですね。移住したときに知り合いがいると思うと、とても心強いです。

移住の相談をしたパン屋さん

―安曇野の後は、他の地域でもリゾートバイトされていましたね。

―じつは、安曇野以外にも候補地はいくつかあって、北海道の芦別温泉でリゾートバイトをしたこともあります。
本州では見られないような雄大な景色は本当に素晴らしかったのですが、実際に住んでみると虫が想像以上に多かったんです。洗車してもすぐ虫だらけになってしまうので、途中で洗車するのをやめちゃったくらいです。

北海道でリゾートバイトを楽しむみさとさん

―あと、これは北海道の魅力でもあるのですが、鹿やイタチなどの野生動物も多かったですね。ほぼ毎日と言っていいくらい野生動物を見かけました。
ついスピードを出したくなるような気持ちのいい道でも、「あっ、鹿!」と急ブレーキを踏むことが何度かありましたね。

北海道の鹿

―北海道ならではの魅力もたくさんありましたが、その経験があったからこそ、私には長野の暮らしが合っているのだと改めて実感しました。

いろんな土地に住んでみたからこそ、安曇野を選ぶ決心がついたのかもしれません。

リゾートバイトが移住する「きっかけ」をくれた

安曇野の景色

―リゾートバイトを経験したからこそのメリットは何だったと思いますか?

―繰り返しになるかもしれませんが、観光だけでは分からないことが見えたことですね。

北海道で暮らしたことで虫や野生動物の多さを知れましたし、安曇野では逆に住みやすさを実感できました。なによりSNSの動画で見るよりも、自分の目で見た景色は想像以上でした。

あとは、移住者の方や地域の方々と繋がれたのは大きかったですね。リゾートバイトがなければ、移住後にイチから人間関係を築かなければいけませんでした。来年移住したときに知り合いがいると思うと、とても心強いですよね。

リゾートバイト 食事

―リゾートバイトをしていなかったら、長野移住はなかったと思いますか?

―おそらくなかったと思います。
まず広島県民からすると、長野って結構遠いんですよ(笑)旅行先としてもあまり身近ではなかったですし、移住するなんて全然考えたことがありませんでした。

だから野沢温泉でリゾートバイトをしていなければ、長野へ移住しようとは思わなかったでしょうね。

―移住はいつ頃を予定していますか?

―まだ本格的には動き始めていませんが、2027年の春ごろに移住できればいいなと考えています。すぐ近くに松本という大きな街があるので、そこで私がやってみたい映像関係の仕事を探してみようと思っています。

安曇野でのベストショット

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【みさと】さん

【みさと】さん

移住候補先にリゾートバイトで住んだことで、旅だけでは分からないその土地の魅力に気づけたり、移住者に話を聞いたり、逆にデメリットにも気づけたり。移住前から知り合いができたことで、移住がさらに楽しみになりました!

もし移住前に不安で踏み切れないという方がいたら、ぜひリゾートバイトを検討されてみてください!

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