社会人になると、1ヶ月くらいのまとまった長期休暇はなかなか貴重ですよね。
旅行に行ったり、温泉でゆっくりしたりとリフレッシュしたいものの、現実的にはお金もかかります。
「せっかくの有給消化期間だから、短期アルバイトでお金を稼ぎながら新しい場所で過ごしたい」
そんなふうに考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、有給消化中であっても、退職日を迎えるまでは前職に在籍している状態です。ルールを確認せずにアルバイトを始めると、就業規則や保険手続きなどで思わぬトラブルにつながることもあります。
この記事では、有給消化中にアルバイトをする際の法律や税金の注意点と、限られた充電期間を最高に楽しめる働き方を紹介します。
有給消化中にアルバイトをしても大丈夫?始める前に確認すべき2つのポイント
結論からいうと、有給消化中でもアルバイトをすることは可能です。
労働基準法に、労働者が複数の企業で働くことを一律に禁止する規定はないため、基本的には問題ありません。
ただし、有給消化中はまだ前職に在籍している状態です。トラブルなくアルバイトを始めるためには、事前に確認しておきたい重要なポイントが2つあります。
1. まずは現在の職場の「就業規則」を確認
有給消化中であっても、退職日を迎えるまでは現在の会社に所属している「在籍社員」であるため、前職の就業規則がそのまま適用されます。
まずは規則の中に「副業・兼業の禁止」に関する項目がないか必ず確認しましょう。
もし副業が完全に禁止されている場合、有休消化中に無断でアルバイトをすると、会社から注意や指導を受けたり、就業規則に基づく処分の対象となる可能性があります。
社内ルールをチェックし、必要であれば人事担当者などに相談してみましょう。
2. アルバイト先の社会保険・雇用保険の加入条件を確認
有給消化期間中は、健康保険・厚生年金保険(社会保険)や雇用保険も、前職で加入している状態です。
そのため、この期間に働く場合は、アルバイト先の勤務時間や契約期間によって保険加入の手続きが必要になることがあります。
特に注意したいのが雇用保険です。
雇用保険は原則として同時に2つの勤務先で加入できないため、アルバイト先でも加入条件を満たす場合は、加入に関する確認や調整が必要になります。
また、社会保険(健康保険・厚生年金保険)についても、勤務先へ状況を伝えたうえで、適切な手続きを行う必要があります。
有給消化中に働く場合は、応募前に勤務時間や契約期間を確認し、保険加入の対象となるかどうかアルバイト先に確認しましょう。
保険加入の目安
【雇用保険】
・週20時間以上勤務
・31日以上の雇用見込み
上記の両方を満たす場合、加入対象となります。
【社会保険】
・週20時間以上勤務
・2か月を超える雇用見込み
・学生ではない
などの条件を満たした場合、加入対象となる可能性があります。
有給消化中のお仕事選び3つのコツ
有給消化という、一生のうちに何度も訪れない貴重な長期休暇。
ただ収入を得るだけでなく、リフレッシュや新しい体験につながる働き方を選べば、より充実した時間になるはずです。
ここでは、有給消化期間を有意義に過ごすための、お仕事選びのコツを紹介します。
1. 今の仕事とは全く別の「非日常」な環境を選ぶ
有給消化期間中のお仕事は、これまで経験したことのない職種や環境に挑戦するのがおすすめです。
たとえば、海辺のリゾートホテルや高原のペンション、温泉街の旅館など、普段とはまったく異なる環境で働いてみましょう。日常から少し距離を置くことで気分転換になり、心身のリフレッシュにもつながります。
T・Aさん
私は島根県の小さな「温泉津(ゆのつ)温泉」というところで約1ヶ月、仲居さんのお仕事をしました。
もともと接客は好きだったのですが、それ以外にも調理のお手伝いからお掃除など覚えることも多く、最初は大変でしたね。 木の剪定を頼まれたときは、びっくりしましたけど(笑)
最後の方は楽しくて、のりのりでした♪
▶T・Aさんの体験談を見る
2. 面接なし・即決など「応募の手軽さ」を重視する
有給消化の期間は限られているため、応募から勤務開始までに何週間も書類選考や面接で待たされるような求人は不向きです。
スマホから簡単に検索でき、面接なしや即決で勤務がスタートできるようなスピード感のあるサービスを利用しましょう。
3. お金だけでなく「一生モノの体験」ができる仕事を選ぶ
お仕事選びでは、「ここでしかできない経験」があるかどうかを基準にしてみましょう。
旅行では見ることのできないホテルや旅館の裏側を知れたり、地域ならではの文化や人々の暮らしに触れられたりする仕事は、お金以上の価値をもたらしてくれます。
お休み期間中の今だからこそ、サラリーマン・OL生活では経験できない仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
有給消化中こそ「リゾートバイト」がぴったり!
有給中の短期のお仕事として、おすすめしたいのが「リゾートバイト」です。
収入を得ながら旅行気分も味わえるため、長期休暇を有効活用したい方にぴったり。その具体的な理由を3つ紹介します。
1. 毎日温泉入り放題、休日はダイビング、勤務後にスキー三昧!非日常が日常になる
リゾートバイトは、全国各地のホテルや旅館、スキー場、テーマパークなどで「住み込み」で働くお仕事です。
リゾート地や温泉街などで暮らすため、旅行でしか味わえないような体験が日常になります。
たとえば、寮の目の前に海が広がっていて休日はダイビングを楽しんだり、朝や仕事終わりに温泉へ入ったり、勤務後にナイターでスキーやスノーボードを満喫したり。
働きながらリフレッシュできるため、有給消化期間を有意義に過ごしたい方にもぴったりです。
K・Yさん(30代後半)
休みの日はほとんど海へシュノーケルをしに行っていました。特に良かったポイントは八重干瀬、大神島、中の島です。シュノーケル以外にもダイビングをやっていました。 ▶K・Yさんの体験談を見る
T・Iさん(20代前半)
まかないはお昼と夜、どちらも担当の社員さんが作ってくださりお昼はほぼ毎日、海鮮丼が提供され味噌汁とお惣菜が一品ついてきました。
海鮮丼以外のメニューを食べたいときは、ラーメンやうどんをリクエストすると快く応じてくださり、お造りと白ごはんもセットでついてきて、とても満足感がありました。
▶T・Iさんの体験談を見る
3. 1週間〜の短期求人も豊富!有給の期間に合わせやすい
リゾートバイトでは、数日〜数週間の短期から半年以上の長期まで、勤務期間が幅広い求人を取り扱っています。そのため、有給消化の期間に合わせて働きやすいのもポイント。
特に、GWや夏休み、冬休みなどの繁忙期には短期求人も増えるため、「まとまった休みを有効活用したい」という方にもぴったりです。
例えば、2ヶ月の有給消化期間があれば、1ヶ月半ばリゾートバイトで新しい環境や地域ならではの暮らしを楽しみ、残りの期間は自宅でゆっくり過ごすといった自由なスケジュールも実現できます。
K・Mさん(20代前半)
転職先の入社日が決まり、旅行の予定が先に決まっていたため、空いている2~3週間を有効に使いたかったので働ける期間を重視しました。 ▶K・Mさんの体験談を見る
リゾートバイトへ行った人の体験談
実際にリゾートバイトへ飛び出した人たちのストーリーをご紹介します。
どのような体験をし、どのようにリフレッシュしたのか、体験談を読んで具体的なイメージを描いてみましょう。
スノーボードがやりたい!が第一条件

仕事を探す上で「絶対に雪山!」というのは決めていて、スノーボードをするためにスキー場で検索をかけていました。
そしてリフト券が無料で貸し出しがあるか、ゲレンデがどれだけ近いかもしっかり確認しました。
蔵王にはゲレンデが3つあるので「今日はどこを攻めようか」と考える毎日……!
有名な樹氷もみることができ、本当に綺麗で感動しました。
温泉や足湯もあるので、スノボ終わりに行ったりしていましたよ。
働いてリフレッシュして、毎日がとても充実!

リゾバ先は自然に囲まれて、ゆったりしているので、時間を有意義に使うことができます。
社会人の頃は目先の業務に追われてしまって、なかなか自分の時間をとるのにも大変で、ゆっくり過ごすことってできませんでしたから、私にとっては最大の贅沢でした。
天気が良い日を選んで離島に行ける!

休みの日は海に行ったり、職場の人と飲みに行くことがとても楽しかったです。
現地に住んでいるからこそ、天気の良い日を選んで離島に行けるのも良かったです。
また、観光ではいけないような、なかなか選ばない飲食店や、地元の人お勧めのお店に一通り行くことができました。
ステップ2:担当者とのヒアリングで希望条件を伝える
登録後、派遣会社のコーディネーター(担当者)から連絡(ヒアリング)が入ります。
ここで「有休消化中なので○月○日〜○月○日の期間で働きたい」「温泉に入れる場所がいい」「個室寮を希望」「時給はこれくらい欲しい」など、あなたの希望条件を伝えましょう。
ステップ3:条件に合った求人の紹介と職場説明を受ける
ヒアリングを基に、担当者があなたに最適な求人をいくつかピックアップ。
単なる条件面だけでなく、職場の年齢層や、実際の忙しさ、過去にそこで働いた人の口コミ、周辺環境など、求人票だけでは分からない情報をお伝えします。
ステップ4:応募・選考を経て採用決定
職場説明を聞いたうえで、気に入った求人があれば担当者を通じて応募の手続きを進めます。
一般的なアルバイトのような面接はなく、応募後は結果を待つのみです。早ければ数日、遅くとも1週間以内には合否が決まり、勤務先が決定します。
ステップ5:荷物をまとめて現地へ出発!
採用が決まったら、あとは出発の準備をするだけ。
必要な着替えや日用品などをスーツケースやダンボールに詰め、現地へ向かいましょう。
多くの職場では、現地までの往復交通費も支給(※規定あり)されるため、移動のコストもかかりません。ワクワクした気持ちとともに、新しい生活をスタートさせましょう!
リゾートバイトに関するよくある質問
リゾートバイトを始めるにあたって、多くの人が抱きがちな細かい疑問や不安について回答をまとめました。
リゾートバイトの雇用形態は「アルバイト」ですか?
いいえ、リゾートバイトの雇用形態は「派遣」になり、ヒューマニックをはじめ専門の派遣会社を通じて勤務先で働きます。
まずは、派遣会社(無料)にスタッフ登録しましょう。
リゾバ.comに登録したら、必ず仕事しなければいけませんか?
いいえ。スタッフ登録をしたからといって、必ずお仕事をしなければならないわけではありません。
「まずは求人を見てみたい」「条件に合う仕事があれば応募したい」という方も、お気軽にご登録ください。
若者が多いイメージです。アラサー、アラフォーだけど、リゾバに行っても浮きませんか?
全く問題ありません。リゾートバイトは大学生や20代前半の若者ばかりというイメージが強いかもしれませんが、実際には20代後半から30代、40代、さらにはシニア層まで幅広い年代のスタッフが活躍しています。
特に落ち着いた雰囲気の高級温泉旅館や、裏方の事務・調理などの職種では、大人の落ち着いた対応や社会人経験が非常に重宝されます。
自分に合った雰囲気の職場を担当者に相談して選ぶのがポイントです。
給料はいつ支払われますか?
給料の支払日は、翌月10日または20日になります。
勤務先の締め日に応じて、以下のように支払日が決まります。
・1~20日締め → 翌月10日払い
・21日~末日締め → 翌月20日払い
勤務期間中に急な休みを取ることはできますか?
体調不良や急な用事が発生した場合、休むことは可能です。
限られた人数でシフトを回している職場が多いため、勝手な無断欠勤だけは避けましょう。
有給消化は最高の充電期間。リゾートバイトで有意義な時間を過ごそう!
前職の就業規則を確認し、雇用保険や社会保険の加入条件を満たさない範囲であれば、有給消化中でもアルバイトやリゾートバイトをすることは可能です。
有給消化期間は、これまで頑張ってきた自分へのご褒美の時間。
せっかくなら、ただ働くだけで終わらせるのではなく、いつもとは違う場所で新しい経験をしてみませんか?
リゾートバイトについてもっと詳しく知りたい方は、「はじめての方へ」をご覧ください。
この記事を書いた人
むらうみ
むらうみ
リゾートバイト経験者。観光、アウトドア業界のライター・編集者を経て、リゾバ.com編集部にジョイン。 “ひとり旅”が好きで、有給と給料はすべて旅行につぎ込む。旅好きが高じて、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得。
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リゾートバイトを始める流れ
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1
スタッフ登録
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2
お仕事相談
ヒューマニックの担当コーディネーターが、勤務エリアや職種、期間、給料など、ご希望にぴったりのリゾートバイト探しをサポートします。
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3
お仕事決定、出発
勤務先までの交通手段や持っていく荷物の相談など、担当コーディネーターがアドバイスいたします。
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4
お仕事スタート
勤務期間中も担当コーディネーターがしっかりサポートいたします。お気軽にご相談ください。