リゾートバイト、やって分かった“10のメリット”と注意点

公開日：2025年10月21日

はじめまして。リゾートバイト歴5年以上！温泉地を中心に、さまざまな職場を経験してきた伊藤です。

働きながら全国を旅できて、滞在費をかけずに観光も楽しめる。
——リゾートバイトの魅力は、それだけじゃありませんでした！

今回は実体験をもとに、リゾートバイトをする10のメリットをお伝えします。

実際リゾートバイトに行って感じた10のメリット

私の体験や多くのリゾバ経験者の声をもとに、リゾートバイトならではの10のメリットを紹介します。

1. 好きな場所を旅しながら働ける

北は北海道、南は沖縄の離島に勤務地があり、往復の交通費も支給されます。実質タダで観光地に行けて、その土地で暮らしながら働ける、それがリゾートバイトです。

▶リゾートバイトの交通費を見る

私は温泉が大好きなので、草津や城崎で働いて休日は湯巡り三昧でした。一方、石垣島で働いた友人は、仕事終わりに海へ直行し、毎日のようにダイビングを楽しんでいたようです。

旅行と仕事を一緒に楽しめるのは、リゾートバイトだからこそ実現できる働き方でしょう。

2. お試し移住、一人暮らしの練習ができる

「実家を離れて一人暮らしをしてみたい……」そう思っても、引っ越し代や家具・家電をそろえるとなると、金銭面の負担は大きい……。

しかし、リゾートバイトなら勤務先が用意する寮で生活するため、その心配はほとんどありません。

寮には「相部屋」と「個室」がありますが、個室を選べば完全に一人暮らし。家具や家電も揃っているので、スーツケース一つで新生活を始められます。
自由に暮らす感覚や、自立の練習を気軽に試せるのはリゾートバイトだからこそ！

また、その土地ならではの暮らしを体験できるのもポイント。
普段雪が降らない地域に住む私も、城崎温泉では雪道用のブーツを履いて通勤するという新鮮な日々を過ごしました。

▶リゾートバイトの寮を見る

3. 生活費ゼロでどんどん貯金ができる

リゾートバイトは寮費・水道光熱費がかからず、食事付きの求人も多いため、生活費をほぼゼロに抑えられます。
Wi-Fi完備の職場を選べば、通信費の節約もできますよ！

さらに、勤務先によっては温泉やスキー、プールといった娯楽が無料で楽しめる場合もあります。
その結果、自然とお金を使わない生活になり、手取りをそのまま貯金に回せるようになっていました。

私自身もジュースやお菓子など小さな出費を我慢せず、月15万円も貯金できたのは驚きでした。

▶【最新】リゾートバイトの貯金事情を見る

4. 働く期間を自由に決められる

リゾートバイトの期間は以下の3タイプに分けられます。

短期（〜1ヶ月）
中期（〜3ヶ月）
長期（6ヶ月〜）

リゾバ.comの最新データ（※）によると、リゾバの平均勤務期間は3ヶ月ほど。
週末2日や、GW・夏休み・年末年始などの長期休暇を利用して1〜2週間だけ働ける求人もあります。

▶リゾートバイトの期間を見る

働く期間が決まっているので、任せられる仕事はルーティン業務がメインです。
実際レストランでの配膳や片付けなど、短期間でもすぐ慣れてこなせる仕事が多く、あっという間に時間が過ぎていきました。

※2025年1月～9月ヒューマニックを通して働いた実績データ

5. 友人同士やカップルで一緒に働ける

友人やカップルと一緒に応募できるのも、リゾートバイトの大きな魅力です。

ご飯や休日を一緒に楽しめるだけでなく、時には不満を吐いたり相談できる相手がいるのは、心理的に大きな支えになります。
また友人がいることで他のスタッフとも自然に打ち解けやすく、交流の輪が広がりやすいのもメリットです。

カップルなら同室OKの求人もあるため、リゾートバイトで“お試し同棲”のような体験も可能！
▶リゾートバイトのカップル事情を見る

6. 適応力・コミュニケーション力・継続力が身に付く

■適応力

職場では独自のルールや接客用語を覚え、幅広い世代とコミュニケーションをとりながら仕事をこなしていく。私生活では、最寄りのスーパーを探したり、仲間と一緒に旅をしたりと、日常の中にも新しい発見にワクワクする日々。

常に新鮮な環境に身を置くことで、困難な場面や、予期せぬ変化にも柔軟に対応できる「適応力」が身に付きました。

■コミュニケーション力

年齢や出身地はもちろんのこと、価値観も異なる仲間と働くことで、相手に合わせた話し方や伝え方を意識するようになります。
限られた期間でチームワークを築く必要があるため、相手の立場を考えたり、会話のきっかけをつくる力が自然と身につきました。

またバックグラウンドが違うからこそ会話が広がりやすく、気がつけば気の合う仲間ができていることもあります。

■継続力

リゾートバイト中は、人間関係に悩んだり、仕事がつらく感じることもあります。
実際、私も仕事がきつくて、派遣会社に「やめたい」と相談したことがありました。

それでも、「終わりが決まっている」からこそ、あと少し頑張ってみようという気持ちが強くなり、結果的にやめずに続けることができました。
そうしてリゾートバイトを続けるうちに、自然と「継続力」が鍛えられていったように思います。

リゾートバイトで身に付く、「適応力」「コミュニケーション力」「継続力」は、就活や転職の場でも強いアピールになります。経験に裏づけられた言葉には説得力があり、面接でも自信をもって挑めるでしょう。

7. 英語力・語学力が自然と伸びる

近年、訪日外国人観光客が急増しており、リゾート地でも英語を使う機会は確実に増えています。
とくにニセコや白馬、箱根、河口湖など外国人が多いエリアを選べば、日常的に英語を話す機会が豊富です。

接客でよく使うフレーズは同じなので、繰り返すうちに自然と口から出て、そこから応用力も身についていきます。
私もトマム（北海道）のホテルで働いたとき、最初は単語だけで伝えていたのが、3ヶ月後には簡単な英文で会話ができるようになりました。

また面白いのは、お客様だけでなく同僚や上司にも外国人がいること。お互いに英語と日本語を教え合うなど、仕事以外で英語を吸収するチャンスはたくさんあります。

▶リゾートバイトで語学を活かせるエリアを見る

8. 温泉入り放題＆スキースノボー滑り放題

リゾートバイトで、特に最高だと思うのが「遊び放題の特典」です。

職場の温泉に毎日入れたり、温泉地の旅館・ホテルで働けば各温泉の無料チケットをもらえることもあります。ホテル勤務の場合はサウナまで入り放題です。

冬はスキー場や、併設する温泉&サウナ付きホテルで働けば、それこそ“理想のリゾバライフ”です。
リフト券やウェア・道具のレンタル無料など特典があるので、休日は思う存分滑りを楽しめます！

▶スキー場バイトの仕事内容・寮・身だしなみを見る

9. 一生モノの仲間と出会える

リゾバ.comのデータによると、応募者の約80％がひとり参加。派遣スタッフが10人いれば、そのうち8人は初対面同士のため、仲間を作りやすい環境なんです。
また「ひとりで来た」「知らない土地で生活している」という共通点は、共感や会話を生み、自然と距離も縮まりやすくなります。

仲間たちは、出身地や育った環境、将来の目標もバラバラ。
だからこそ「仲間でありながら、それぞれの通過点としてここにいる」という意識が芽生え、互いに刺激を与え合い、関係が終わった後も続きやすいのです。
かく言う私も、リゾートバイト出会った仲間と連絡を取り合ったり、旅行先で再会するケースもめずらしくありません。

このようにリゾートバイトは短期の仕事でありながら、一生のつながりが生まれる場でもあります。

▶リゾートバイトの応募事情を見る

10. 非日常の環境で、自分の強みが見えてくる

今まで気づかなかった自分の強みや可能性を発見できるのも、リゾートバイトという非日常の環境で働くメリットです。

実際、私はアルバイトに苦手意識がありました。人と話すのが得意ではなく、職場にうまく馴染めないことが多かったからです。
しかしリゾートバイトは、みんなが初対面で立場もほぼ同じだったため、自然と打ち解けやすい雰囲気がありました。

また飽きっぽい性格で、これまでのアルバイトは長く続いたためしがありません。

けれど、リゾートバイトは期間が決まっているため「終わりの見えない辛さ」がなく、むしろ「限られた時間だからこそ楽しもう」と思えたのです。

考え方を変えてみると、いつのまにか気持ちに余裕が生まれ、苦手だった接客にも自然と向き合えるようになりました。
そして気づけば、お客様との会話を心から楽しむ自分がいました。 そのとき初めて、“自分は人と関わる仕事も好きなんだ”と実感できたのを覚えています。

ちょっと待って！始める前に知っておきたい注意点3つ

リゾートバイトだからこそ得られる経験はたしかにあります。
しかし物事には一長一短があり、決して良いことだけではありません。

ここではリゾートバイトを始める前に知っておきたい、3つの注意点を紹介します。

1.途中で退職すると、交通費がもらえない

リゾートバイトをはじめる際、派遣会社と結んだ契約期間終了まで働いた場合のみ自宅から勤務先までの往復交通費が支給されます。

なので、途中で退職すると交通費は支給されません。

「やめたい」と思ったら、絶対に自分だけで決断せず、まずは派遣会社に相談しましょう。
やむを得ない事情がある場合は柔軟に対応してもらえる場合がほとんどなので、一人で抱え込まずに派遣会社に打ち明けましょう。

▶リゾートバイトをやめたい！と思ったらどう動くべき？

2.繁忙期は想像以上にハード

リゾートバイトは観光業と密接に関わるため、GWや年末年始などの連休はどうしても忙しくなります。

残業が増えたり、休憩が後ろ倒しになったり、新人へのフォローが手薄になることも……。
ただ、これは観光業全体でよくあること。ある程度の忙しさは想定しておくと、気持ちに余裕を持って働けます。

何よりも、仲間と一体となって乗り越えた後の達成感は大きく、「またリゾバをやりたい！」とリピーターになる人が多いのも事実です。

3.勤務地によっては買い物や娯楽が限られる

山間部や離島など、勤務地によっては最寄りのコンビニまで車で30分以上かかることも……。
そういった場合、勤務先の社員さんに車を出してくれたり、レンタカーで買い出しに出かけたりするのは、リゾートバイト「あるある」です。

インターネット通販を活用すれば大きな不自由は感じにくいですが、心配な場合は派遣会社に相談して、寮の周辺環境を事前に確認してから求人を選びましょう！

メリットを最大限活かすなら「リゾバ.com」で仕事を探そう

リゾートバイトの雇用形態は「派遣」が一般的です。
派遣会社と雇用契約を結び、紹介された職場で働く仕組みなので、雇用主は勤務先ではなく派遣会社になります。

リゾバ.comを運営するヒューマニックは、リゾートバイト求人数NO.1（※）。

求人数が豊富だからこそ、自分の希望に合った勤務地や働き方を見つけやすく、本記事で紹介したメリットを最大限に活かせます。

さらに、業界大手ならではのサポート体制が整っているので、初めての方でも安心。次の一歩を踏み出すパートナーとして、あなたのリゾートバイトを全力で応援します。

※2025年6月10日～7月9日（平日定時に実施）、日本全国各地のリゾートバイト求人件数　（株）日本マーケティング研究所調べ