
E・Mさん(20代後半)
E・Mさん(20代後半)
-
志賀高原 長野県
-
冬
-
長期
-
レストラン・飲食店
リゾートバイトを通してスノーボード、雪山登山、雪上のグランピングなど5つの“人生初”を体験したE・Mさん。
「リゾートバイトは楽しいことばかりではなく、大変なこともあります。しかし“オリジナルのキャリア”が少しずつできていく感じがして、すごく魅力的だと思う」と語ってくれました。
1日のスケジュール

リゾートバイトを知ったきっかけ、やろうと決心した理由
最終的に移住先を決めたい

リゾートバイトを始めたきっかけは、リゾートバイトをしていたYouTubeを見たからです。
もともと旅行が好きで、気に入った場所にいつか住んでみたいと思うようになりました。今はいろいろな場所に住んで、最終的に移住先を決めたいと思っています。
リゾートバイトは世界一周や海外留学の夢に向かって挑戦する人など、いろいろな生き方をしている人と出会うことで刺激をもらえるところも魅力的だと思いました。職場によっては、無料で温泉に入り放題なところも良い点だと思います。
派遣会社、エリア、職種などの決め手
ヒューマニックだと心強いから
今まで何度かリゾバをしていますが、ずっとヒューマニックを利用していて、迅速で丁寧な対応が良いと思います。赴任前・赴任中・赴任後に電話やメールなどでよく気にかけてくださったのが心強かったです。
また、選考結果がなかなか出ない時も、担当者が勤務先にたくさん問い合わせて、丁寧に説明してくれました。
生活費がかからないことが条件
リゾバ前は、長期の海外旅行から帰ってくるタイミングで金欠になると予想をしていたため、休日も含めて3食のまかない付きで、大好きな温泉に無料で入れること、さらに、リフト券やスキー・スノーボードの道具の貸し出しが無料であることが仕事を選ぶ際の条件でした。
休みの日も充実させたいと考えていたことに加えて、昨年始めたスキーの技術をさらに高めて、未経験のスノーボードにも挑戦したいという思いもありました。また、接客業が好きなので、レストランのホールにも惹かれました。
樹氷がみたい!

勤務先の決め手は、場所です。勤務先がある志賀高原は、昨年野沢温泉でリゾートバイトをしていたときに、悪天候の影響で行けずに心残りだった場所でした。志賀高原で私の大好きな樹氷が見られると知り、それ以来ずっと樹氷を見てみたいと思っていたからです。
仕事について
「ホール」のお仕事とは
ゲレンデレストランで、キッチンから運ばれてきた料理に盛り付けを行い、館内放送で注文番号をアナウンスして、料理を提供します。レジ業務では、ランチや喫茶の注文を受けて食券をお渡ししたり、ドリンクを作ったりしました。
夕食時はコース料理の配膳をはじめ、お客様からドリンクのオーダーを受けてドリンカーに伝え、完成したドリンクを配膳する業務を行います。
忙しさは天候次第
昼食時はゲレンデレストランで働いたため、天候によってお客様の入りが大きく変わりました。
天気の良い日は、頂上に近いレストランで食事を済ませるお客様が多いのですが、悪天候の日は、レストランが休業するため、開店から閉店まで行列が続くこともありました。
夕食時は事前に人数が把握できるため、業務の忙しさは安定していました。
ただ、スタッフの入れ替わり時期などで人手が少ないときは、自分の担当するテーブルが多くなることがありました。それでも、宿がリフト会社も運営していた関係で、必要に応じてリフト係の方がヘルプに入ってくださることもあり、夕食時に仕事の負担が大きく感じることはありませんでした。
教わったことは復習して覚える
仕事は、3日ほどで慣れました。難しい業務は特になく、以前リゾートバイトでレストランのホールを経験していたこともあり、比較的スムーズに覚えることができました。
仕事前は教わったことをしっかり復習し、間違えそうなことは近くにメモを貼って確認できるようにして、業務に慣れるように工夫しました。
時期によって忙しさに波がありました。宿はゲレンデの目の前にあったため、年末や1月中旬〜2月にかけて特に混雑し、大繁盛でした。一方で、3月になると客足が徐々に落ち着いてきたため、残業がある日もあれば、勤務が7時間程度の日もありました。
また、設備も整っており、仕事で困るようなことは特にありませんでした。
アットホームな雰囲気の職場
職場はアットホームな雰囲気でした。派遣スタッフは定期的に入れ替わるため、男女比は時期によって異なりますが、全体的に女性が多い職場だと思います。
従業員は40〜50代の方や年配の方が多く、派遣スタッフは比較的若い方が多かったです。家族経営の職場なので、人数はかなり少なめでした。
お客様との楽しい会話がやりがいに
コース料理を配膳する際、お客様と楽しくお話ししているときにやりがいを感じます。
客層がとても良く、特にリピーターのご夫婦とはお互いのことをたくさん話しました。また、仲良くなったお客様から「所作が丁寧だね」「接客が向いている」と褒めていただき、とても嬉しく感じました。
給料は満足しました!
給料は満足しました。高い方ではありませんでしたが、仕事自体は難しくなく、しっかりと残業代をいただけたので、不満はありませんでした。また、もっと稼ぎたい旨を伝えると、支配人がシフトを多く入れてくださいました。
生活について
生活に慣れるまで1週間

赴任当初は相部屋の寮でしたが、途中から客室寮に変更しました。
寮は少し埃っぽく原因はわかりませんが、最初の1週間ほど頭痛が続き支配人に相談したところ、客室寮にしていただけました。

生活に慣れるまで1週間ほどかかりました。シフトは中抜けと通し勤務があり、出勤時間も日によって異なるため、順応するのに時間がかかる人もいるかもしれません。しかし、以前似たような環境で仕事を経験していたため、それほど時間がかかりませんでした。
荷物は必要最小限に
荷物は必要最低限に抑え、できるだけ増やさないように意識しました。雪国ではどうしても防寒グッズやスノーウェアなど、かさばるものが多くなってしまいます。
休日にウィンタースポーツをたくさん楽しむ予定だったので、スノーウェアを着る頻度が高いと考えました。具体的には、暖パン1着、冬山登山用のウェア上下1着、ニット2枚と、服はかなり厳選しました。
実際それだけで十分だったので、服は少なくても意外と困らないと思いました。
まかないで人生で初めてトリュフ!

まかないは休日を含めて3食ついており、とても充実していました。
朝食はビュッフェの残りをいただき、昼食は、うどん・そば・カレー・中華丼など、さっと食べられるメニューが中心でした。

夕食はシェフの手作りで、レパートリーが豊富で思わずほっぺたが落ちそうになるほど美味しかったです。
コース料理と全く同じメニューが出る日があり、人生で初めてトリュフを食べました!私も周りもみんな、シェフのまかないを楽しみに仕事を頑張っていました。
たまにヘルプで来るリフト係の方からは、手作りの料理に「実家に帰ったみたい」と喜ばれることが多かったです。
今までも美味しいまかないが出る職場はありましたが、ここの職場は一番まかないが充実していたと感じます。
休憩・休日について
人生で初めてスノーボートや雪山登山にも挑戦!

休憩中はスキーに行くこともあれば、同僚とかまくらを作ることもありましたが、ほとんど体を休めるため睡眠にあてていました。ふと思い立って休憩中に喫茶店へ出かけることもありました。

休日は志賀高原でスキーを楽しんだり、近隣のグルメを堪能したりして過ごしました。人生で初めてスノーボードにも挑戦しました。

特におすすめなのが、志賀高原の中央エリアにあるレストラン「BERG」さん。職場の人にモーニングをすすめられて行ってみたところ、分厚いトーストとドリンクのセットが1000円前後で食べられて、味もとてもおいしかったです!特にショコラズコット(ケーキ)は絶品でした。

観光では、戸隠神社や善光寺などの王道スポットも訪れ、人生初の雪山登山や志賀高原でのスノーシュー体験、雪上のグランピングも楽しみました。
長野の冬は、晴れない日も多いのですが、そんな日には「長野フォレストヴィレッジ」さんのこたつでグランピングをするのがおすすめです!
リゾートバイトを経験して……
ウィンタースポーツを楽しめた!

シフトが前日の夜まで出ないことが多く、予定を立てづらいのが少し大変でした。ただ、希望休は通るため、絶対に休みたい日は事前に申請しておけば問題ありませんでした。
予定は立てづらかったものの、いつでも志賀高原でウィンタースポーツを楽しめる環境だったので、充実したリゾートバイト生活を送ることができました。
野生の猿に癒される日々

印象的に残っていることは、猿が日常的に見られることです。志賀高原ならではの貴重な体験でした。
天気のいい日には、職場の近くや寮の窓の外にたくさんの猿が現れました。親子の猿が毛づくろいしている姿はなんとも可愛らしくて、みんな癒されていました。
無駄な買い物をしなくなった
物を衝動買いしなくなったことが、リゾートバイトを通して得た変化の一つです。普段の暮らしに比べて、持てる荷物の量が限られているため「欲しい」と思ったものをすぐに買わず、本当に必要かどうかをしっかり考えるようになりました。
結果、物に対する欲が自然と抑えられ、今では無駄な買い物をほとんどしなくなったと感じています。
土地の魅力を発見!

その土地の魅力を現地の人から直接聞けるのが、リゾートバイトならではの楽しさです。地元の人がおすすめする飲食店は、本当に魅力的なところが多いです。
善光寺に行く話をした時には、以前訪れた際には知らなかった「お戒壇めぐり」のことを教えてもらいました。
また晴れの日が少ない地域では、短期の旅行中に悪天候にあたることも多いと思いますが、リゾバのように長期間滞在することで、運よく晴れた日に絶景を眺められます。
リゾートバイトはまたやりたい!
リゾートバイトは、住んだ地域の奥深い魅力を知ることができるからまたやりたいです。
今回働いた志賀高原は、冬がベストシーズンと言われており、実際に景色は本当に美しく感動しました。
しかし、宿にたまたま貼ってあったポスターを見て、グリーンシーズンの志賀高原にも興味を持ち、池や湿原を巡るトレッキングコースがあることを知りました。冬以外の季節にも訪れてみたいと思います。
そして、現地の人に直接話を聞けるのも、リゾートバイトの大きな魅力の一つだと思います。観光だけでは得られない情報や体験ができるからこそ、また挑戦したいです。
リゾートバイトを検討している方に向けてメッセージやアドバイスをください!
リゾートバイトは楽しいことばかりではなく、もちろん大変なこともあります。でも、普通に働いているだけではできない経験がたくさんあり、その分、自分の経験値が確実に上がると思います。
私は今回でリゾバは3回目ですが、以前働いた職場での経験が活かせることもあれば、まったく新しい職種に挑戦することもあります。その一つひとつが、自分の人生をより濃く、充実したものにしてくれている気がします。
リゾバを通じて、自分だけの“オリジナルのキャリア”が少しずつできていく感じがして、すごく楽しいし魅力的だなと思います。
リゾバ満足度
-
仕事
-
エリア
-
期間
-
寮
-
給料
-
観光
あわせて読みたい!体験談
リゾートバイトを始める流れ
-
1
スタッフ登録
これからお仕事選びを始める人、リゾバについてもっと知りたい人は「まずは登録(無料)」ボタンから登録予約をお願いします。
-
2
お仕事相談
ヒューマニックの担当コーディネーターが、勤務エリアや職種、期間、給料など、ご希望にぴったりのリゾートバイト探しをサポートします。
-
3
お仕事決定、出発
勤務先までの交通手段や持っていく荷物の相談など、担当コーディネーターがアドバイスいたします。
-
4
お仕事スタート
勤務期間中も担当コーディネーターがしっかりサポートいたします。お気軽にご相談ください。