ワーキングホリデーの制度を使って海外で高収入を得る人達をテレビやSNSで見て、興味を持った人も多いのではないでしょうか?ずっと日本に住んでいると一度は海外で生活してみたい、海外で働いて経験を積んでみたいと憧れる人もいると思います。そんな方にワーキングホリデーとはどういう制度なのか、どんな経験ができるのかをお伝えします。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、1年間海外の協定国に、休暇を目的に海外で働いたり語学を学んだり、旅行することができるビザが発給される夢のような制度です。海外生活をしてみたい人や海外で働いてみたい人にぴったりです。
ワーキングホリデーってなんで注目されているの?
コロナの状況が落ち着き、世界各国で入国制限の解除やワクチンの陰性証明が不要な国が増え、以前のように海外に行けるようになりました。さらに円安の影響で日本で働くより海外で働いた方が稼げることも追い風となり、コロナ期間中、ワーキングホリデーの制度が利用できなかった人達の申込みの数も増加しています。また渡航希望者が増えていることを受けて、ワーキングホリデーの人気国の1つイギリスが、日本からの受け入れ枠を4倍にすると発表するニュースも出ました。
ワーキングホリデーで渡航できる国は全部で29ヶ国
1980年にオーストラリアと協定を結んで以来、ワーキングホリデーの協定国は年々増えており、2023年11月現在で29ヶ国あります。それぞれの協定国によって利用できる条件や年齢などが異なるため、申請前に必ずチェックするようにしてくださいね。
国 | 応募年齢 |
---|---|
オーストラリア | 18歳以上30歳以下 |
ニュージーランド | 18歳以上30歳以下 |
カナダ | 18歳以上30歳以下 |
韓国 | 18歳以上30歳以下 |
フランス | 18歳以上29歳以下 |
ドイツ | 18歳以上30歳以下 |
イギリス | 18歳以上30歳以下 |
アイルランド | 18歳以上30歳以下 |
デンマーク | 18歳以上30歳以下 |
台湾 | 18歳以上30歳以下 |
香港 | 18歳以上30歳以下 |
ノルウェー | 18歳以上30歳以下 |
ポルトガル | 18歳以上30歳以下 |
ポーランド | 18歳以上30歳以下 |
スロバキア | 18歳以上30歳以下 |
オーストリア | 18歳以上30歳以下 |
ハンガリー | 18歳以上30歳以下 |
スペイン | 18歳以上30歳以下 |
アルゼンチン | 18歳以上30歳以下 |
チリ | 18歳以上30歳以下 |
アイスランド | 18歳以上26歳以下 |
チェコ | 18歳以上30歳以下 |
リトアニア | 18歳以上30歳以下 |
スウェーデン | 18歳以上30歳以下 |
エストニア | 18歳以上30歳以下 |
オランダ | 18歳以上30歳以下 |
ウルグアイ | 18歳以上30歳以下 |
フィンランド | 18歳以上30歳以下 |
ワーキングホリデーで体験できること
生活する
ワーキングホリデーを利用すれば長期間海外に滞在することができて、憧れの海外生活をすることができます。現地到着後、語学学校に通いながらホームステイをして、海外生活に慣れた頃に働き口を決めてシェアハウスなどに引っ越し、生活をするケースが多いようです。地域にもよりますが一緒に住む人は、学生や同じ職場の人、現地で働いている社会人など様々です。シェアメイト(フラットメイト)と仲良くなると、一緒に料理を楽しんだり、お互いの友達を呼んで家でホームパーティーを楽しむこともできます。
現地で家探し、学校探し、職探し。つたない英語の割にがんばったと思う。やって出来ないってことはないんだなと感じた。(カナダ/男性)
メルボルンには国立公園が多く、休みの日にはスタバでコーヒーを買って公園でランチする生活が好きでした。(オーストラリア/女性)
働く
海外で働く場合、海外駐在員になる・海外の会社に就職してビザを取得するなど、時間も労力も必要となりますが、ワーキングホリデーを利用すると”海外で働く”ことが実現できます!お仕事は、カフェやレストランのウェイトレス、キッチンスタッフ、ツアーガイドなどサービス業が多く、外国語を使う機会が多いことから人気があるようです。またイギリスではパブで働く、オーストラリアではファームでフルーツのピッキング、韓国ではマッサージ師、ドイツではワイナリーで働くなど“その国ならではのお仕事”で働けることも!語学力を上げればお仕事の選択の幅が広がります。ネットでも簡単にお仕事を探すことができるので、興味がある人はどんなお仕事があるのか覗いてみてはいかがでしょうか。
語学学校に通いながら、レストランのウェイトレスをしていました。慣れるまでが大変だったけど、現地の人も英語がわからないとゆっくり話してくれたり、同僚の助けもあり、周りの環境に恵まれて働くことが出来た。(オーストラリア/女性)
タスマニア島にあるストロベリーファームで働きました。仕事は早朝に始まり昼前に終わるのでその後はオーナーの車に乗って買い出しに行ったり、同僚と遊びに出掛けたりして充実した生活だった。(オーストラリア/女性)
日常で語学を学ぶ
海外に滞在中、一定期間語学学校に通うことができます。アパート探しや仕事をするなど海外生活に不可欠な語学力を学ぶこと以外にも、友達や仲間ができるなどのメリットがいっぱい!また現地で使っている”生きた言語”を学べて実践できます。例えばサービス業などのコミュニケーションが多いお仕事に就けばスタッフ同士の会話で、ネイティブならではの言い回しや話し方を身に付けることもできますし、国によっては挨拶から会話が始まるフレンドリーな人達と接することで、リスニング力やスピーキング力もアップすることが期待できます。また現地で行われているイベント、サークルやボランティアなどのコミュニティーに参加するのも良いでしょう。語学力を伸ばすには海外に長期滞在できるワーキングホリデーのメリットを活かして、積極的に日本語が使えない環境に身を置くようにすることも大切です。
バスから降りる時、ショップに入る時、食事の時などコミュニケーションをとる機会が日本より多いので、事前に会話ができるように質問を想定して英語の練習をしていました!(オーストラリア/女性)
音楽やドラマなどの趣味の話、将来どうなりたいのかを英語で話せるようになると人と仲良くなりやすいと感じた。(カナダ/男性)
観光する
働きながら観光や旅ができるのもワーキングホリデーの魅力の一つです。一つの国を”ラウンド”と言って仕事を転々としながら国中を旅している人もいます。また旅の道中に同じく旅をしている人と一緒に観光スポットを巡るなんてことも。また近隣諸国へ旅行する人も多く、ヨーロッパに滞在している人はヨーロッパを周遊、オーストラリアに滞在している人はニュージーランドやアジアの国々へ、カナダに滞在している人はアメリカへ旅行する人が多いようです。また滞在中に働いて貯金をし、帰国前にバックパッカーをしながら世界各国を旅することもできます。
オーストラリアで主要都市を中心に“ラウンド”をしました。日本とのスケールの違いに圧倒。旅の先々で同じように旅をしている人との出会いが楽しかった。(オーストラリア/女性)
帰国の際、バンクーバーから友達に会いにLAへ。時差がないから国内旅行しているみたいだった。(カナダ/男性)
さいごに
いかがでしたか?ワーキングホリデーは海外での生活や仕事を通じて、度胸や自信を身に付けることができるでしょう。また日本と文化や常識などが異なるので視野も広がり、きっと良い経験になります。1度しかない人生、思い切って日本を飛び出してみるのも良いですね!
この記事を書いた人
みねちー
みねちー
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