【現場の声】英語ができなくてもリゾバができる秘密とは?「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」にインタビュー
更新日:2026年4月27日
世界有数のパウダースノーを求めて、海外からも多くのスキーヤーが訪れるニセコ。
旅行者の9割が外国人ともいわれており、リゾートバイトでも英語力を問われることが多いエリアです。
そんなニセコで、英語がまったく話せなくても働ける職場があるのをご存じでしょうか。それが、スキー場に隣接するホテル「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」です。
今回は、実際にホテルで働いたリゾバ.com編集部員が、総支配人の長谷川さんに直接インタビュー!
英語力を問わない理由やホテルで働く魅力、職場の雰囲気についてお聞きしました。
「英語はまったくできなくても大丈夫」その理由は?
編集部:ニセコ町の統計資料によると、外国人宿泊客は右肩上がりで増加しているようです。ニセコノーザンリゾート・アンヌプリも、外国人のお客様は多いですか?
長谷川支配人:その年や月によって波はありますが、25-26年の冬は50~60%くらいは外国人のお客様ですね。とはいえ、ニセコ地区の中では珍しく、日本人比率が一番高いホテルなんです。
とくに、ひらふエリアは外資系ホテルやコンドミニアムが増え、老舗の日系ホテルが減ってきています。その点、アンヌプリは昔から続く日系ホテルなので、日本人のお客様が比較的多いんです。
編集部:海外のお客様は、どの地域の方が多いのでしょうか?
長谷川支配人:今年の冬は、アメリカのお客様が多い印象です。中国、香港、台湾、オーストラリアなどもいらっしゃいますけど、今年は英語圏のお客様が一番多いですね。
編集部:夏はどうですか?
長谷川支配人:冬とまったく違って、外国人のお客様は1割ほどですね。
失敗も笑い飛ばしてくれる温かい空気
編集部:今回レストランで働かせていただきましたが、英語がまったく話せない私でも何とかなりました。
長谷川支配人:英語はまったく話せなくても大丈夫です。ホテルなので、聞かれる内容はだいたい決まっていますし、よく聞く単語を覚えてしまえば何とかなります。
とくに、欧米のお客様は朝から陽気に笑っていますし、言葉が通じなくて怒られる、なんてこともありませんよ。
あと、これは私の所感になりますが、スキーリゾートのお客様は「滞在そのものを楽しむ」方が多いと思います。なので、食事の時もうちの社員やスタッフ、他のゲストとも会話を楽しもうとする雰囲気がありますね。
編集部:たしかに。食事中も笑い声が聞こえて、賑やかな雰囲気でした。
長谷川支配人:今朝も朝食会場に立っていましたが、外国のお客様は本当に楽しそうでした。
すごいと思うのは、一緒に来たわけではないゲスト同士が、同じテーブルで食事をしている光景が当たり前にあるということ。
きっと、どこかで自然と意気投合して、集合時間を決めてレストランに来られたのでしょうね。こういうのは、都市部のシティホテルだと見られなかったですね。
編集部:私も仕事中にお客様からよく話しかけられました。まったく英語を話せませんが、知っている単語をつなげるだけで意外と通じました!
長谷川支配人:とくにレストランは、ゲストから話しかけてくれる空気があると思います。
僕なんて、いまケガで腕を吊していますが、外国のお客様に「どうしたの?」って聞かれることが多くて。「スキーでやったんだ」って答えたら「俺が教えてやろうか?」って(笑)まぁ、結構いじられますよ。
リゾバ○ヶ月で英語に慣れてくる⁉
編集部:海外ゲストと何気ない話ができるのも、ここで働く醍醐味だと思いました。
長谷川支配人:そうですね。去年のフロントスタッフは、「英語がみるみる上達していくのが良くわかる」と話していました。
とはいえ、訛りの強い英語には苦戦したようです。わからない単語を調べながら、少しずつ身に付けていった姿を覚えています。教科書にはない“生の英語”に触れられる点でいうと、ここでのリゾートバイトは短期留学に近い環境かもしれませんね。
編集部:英語は何ヶ月くらいで慣れてきますか?
長谷川支配人: 4ヶ月もいれば度胸がつくと思います。
英語を話せないと、外国人に話しかけられたらどうしようって、つい逃げ腰になりますよね 。
けれど、ここでは当たり前に外国の方がいらっしゃるので、自然と英語が聞き慣れてくる。そうなると、外国人に話しかけられても、大してビビらなくなります。
特典を使ってプライベートも充実!リピーターが多い理由とは
編集部:続いては、スタッフさんや職場環境についてお聞きします。今年で2回目というリピートのスタッフさんも数人いらっしゃいますし、「働きやすい」という声も多いです。なぜだと思いますか?
長谷川支配人:大きいのは、ニセコで一人部屋の寮という点ではないでしょうか。
水回りは共用になりますが、「ここは個室でストレスが少ない」と言ってくれるスタッフさんもいます。ニセコ全体でみると、相部屋の寮が多いようですし。
それと、リフト券が無料で使えるのも好評みたいですね。しかもここは、ホテルからゲレンデまで移動時間ゼロですので。休みの日はもちろん、中抜け休憩でサッと滑りに行く人もいるみたいですよ。
編集部:リフト券付きはうれしいですね!
長谷川支配人:リフト券は、昔から福利厚生の中に入れています。聞いた話ですが、ホテル勤務でリフト券が付いてくる施設は、ニセコ全体でみると少ないそうですね。ひらふエリアは、ほぼないと聞いています。
編集部:リフト券高いですよね……。
長谷川支配人:そうですね。ここアンヌプリ国際スキー場もシーズン券は7万円以上、ニセコ全山共通リフト券となると15万円以上はしますから。
※アンヌプリ国際スキー場のシーズン券が利用できます。
自然を相手にする遊びが楽しい!
編集部:冬はウィンタースポーツをされる方が多いと思いますが、夏はどう過ごされていますか?
長谷川支配人:蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」や、ここ「アンヌプリ」を登ったりする人いますし、ロードバイクを楽しむ人もいますね。
僕は、町内の尻別川や海に釣りをしに出かけていました。尻別川ではニジマスが釣れます。あとはカブトムシも探しに出かける、とか。ニセコは自然遊びが好きな人にとって、最高の環境だと思いますよ。
編集部:夏といえば、クマが気になりますが……この辺りはどうでしょうか?
長谷川支配人:去年は出なかったですね。アンヌプリって岩だらけの山なので、エサになるような植物が少ないからだと思います。あと、ニセコは温泉が豊富で、隣の山は硫黄の匂いもするので、クマも近寄りづらいのかもしれませんね。
とはいえ、可能性はゼロではないので、夜にひとりで街を歩くのは控えたほうが安全だと思います。
国境を越えてコミュニケーションを楽しめる職場
編集部:リゾーバイトのスタッフは、どの職場に配属されますか?
長谷川支配人:レストラン(ホール)、フロント、売店の3つです。人数でいうと、レストランが一番多いですね。
編集部:レストラン会場は、窓が大きくて明るい印象でした。あと、席からアンヌプリ国際スキー場のゲレンデが見えるので、 案内するときに「Take a window seat」ってよく言われました。
長谷川支配人:昨年の大改装で照明やデザインも一新したので、明るくモダンな雰囲気になりました。お客様からも一定の高評価をいただいていますね。
編集部:職場の話に戻すと、レストランは外国籍のスタッフが数人いらっしゃいましたね。人数はどのくらいになりますか?
長谷川支配人:そうですね。一番少ないときは3人だけでしたが、今年は東南アジア出身のスタッフが増えて11人になりました。
それでも、ニセコの中では外国人スタッフの数は少ない方です。ひらふだと、スタッフ全員が外国人という施設も珍しくないそうですし。
編集部:外国人のみなさんは、英語はもちろん日本語も上手で、コミュニケーションに不便を感じませんでした。日本人スタッフも、あえて英語で話しかけて、お互いに勉強し合うような雰囲気がありましたね。
若者からシニア世代まで、誰もが活躍できる場所
編集部:レストランだと20代の若年層が多かったですが、洗い場ではシニア世代のスタッフさんもいらっしゃいましたね。
長谷川支配人:ホテルとしては、年齢に関係なくご活躍いただきたいと思っています。
去年もご年配のスタッフさんが一人いらっしゃって、レストランのホールでご活躍いただきました。
前の職場もレストランだったそうで、その時の経験を活かして、お客様と楽しそうにコミュニケーションを取る姿が印象的でしたね。
英語力よりも、相手の目を見て話せるほうが大事
編集部:どんな人がホテルに向いていますか?
長谷川支配人:「相手の目を見て話せる人」ですね。
接客のプロでなくてもいいんです。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を、相手の目を見ながら言えるかどうかが大事です。下を向いていると声は聞こえませんし、気持ちも伝わりませんから。
編集部:英語力よりも、まずは挨拶が大事なんですね。
長谷川支配人:そうですね。じつは僕も英語は全然話せないんですよ。だけど、相手の目を見て知っている単語を並べるだけで、案外通じてしまうから不思議ですよね。
とくに欧米の方は気さくで、話しかけやすい雰囲気があるので。ゲストとの会話を楽しみながら働ける人であれば、充実した日々を送れると思います。
編集部:最後に、応募を検討している人に向けてメッセージをお願いします。
長谷川支配人:英語に対して不安になる必要はありません!お客様も難しい単語は使わないですし、ゆっくり優しく話してくれることが多いです。それにホテルなので、聞かれることも大体決まっています。
ですから、よく聞く単語だけ覚えておけば、大抵のことは何とかなります。あとは自然と聞き取れるようになると思いますね。
なので、うちのホテルで自信つけていただいて、他のところに挑戦してみるのもありだと思いますよ。
【編集後記】実際に働いたリゾバ.com編集部員の感想
派遣会社の人間であることは伏せ、いちスタッフとしてレストラン会場でホールのお仕事をさせていただきました。
学生を中心に20代のスタッフさんが多かったのですが、年齢の壁はまったく感じず、和気あいあいとした雰囲気でとても馴染みやすかったです。
外国人スタッフさんもフレンドリーで、日本語も上手だったので、コミュニケーションで困る場面はほとんどありませんでした。
英語がまったく話せないので最初は不安でしたが、日常的に英会話が耳に入ってくるので段々と聞き慣れてきて、知っている単語とジェスチャーで伝えようとする度胸がつきました。
分からないときは英語ができる社員さんやスタッフさんがすぐにフォローしてくれるので、恐れずに話してみようと前向きな気持ちになれたのも大きいです。
また、スキーリゾートということもあり長期滞在のお客様が多く、顔を覚えていただいて声をかけてもらえる場面が多々ありました。
形式的なコミュニケーションだけでなく、国内外のゲストと何気ない会話を楽しめるのは、ここで働く大きな醍醐味だと思います。
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この記事を書いた人
むらうみ
むらうみ
リゾートバイト経験者。観光、アウトドア業界のライター・編集者を経て、リゾバ.com編集部にジョイン。 “ひとり旅”が好きで、有給と給料はすべて旅行につぎ込む。旅好きが高じて、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得。
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