行楽の秋におすすめ！紅葉や秋の味覚を満喫できるおでかけスポット5選

秋と言えば行楽の秋！芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋など様々な秋がある中で、今回は「行楽の秋」にフォーカス。行楽の秋の由来をはじめ、秋を満喫できるおすすめの紅葉が美しいエリアや秋の味覚を楽しめるスポットをご紹介します。

行楽の秋とは？

行楽の秋とは、夏の暑さが落ち着き、紅葉やグルメなど楽しむのに心地が良い季節であることから、行楽地にでかける人が多く、自然と生まれた言葉ではないかと言われています。一般的に秋と呼ばれている9月から11月は祝日が多く、比較的おでかけの予定が立てやすいのも特徴です。

行楽の秋に訪れるべきスポット5選

誰よりも早く紅葉を楽しむなら大雪山（北海道上川郡）

いち早く秋の訪れを感じられる北の大地・北海道は、お盆を過ぎた頃から徐々に気温が下がりはじめます。そのため、日本一早く紅葉が堪能できるエリアとして注目を集めています。特に道内中央部に位置する旭岳をはじめ、黒岳、赤岳などは大雪山という総称で親しまれ、山頂付近は、なんと8月下旬から紅葉がはじまるというから驚き！麓の方が見ごろを迎えるのは10月初旬から中旬頃までと、長い期間紅葉が続くのが一押しポイントです。ロープウェイに乗りながら層雲峡の鮮やかで美しい紅葉も楽しめます。

断崖絶壁から望む紅葉が圧巻の鳴子峡（宮城県大崎市）

東北を代表する紅葉の名所で、大谷川の浸食によって作られた高さ100ｍのV字型の断崖絶壁が特徴の鳴子峡は、木々が色づく紅葉の季節は息をのむような美しさです。鳴子峡レストハウスにある展望デッキから大深沢橋を入れてシャッターを切れば、絶景写真が撮れますよ！

見ごろは10月中旬から11月中旬で、紅葉をより楽しむなら遊歩道がオススメ。赤や黄色に染まった自然の中をゆっくり散策することができます。

紅葉スポットとしても全国区（栃木県日光市）

日光はオールシーズン人気の観光地ですが、1年を通して最もにぎわう季節は秋。華厳の滝や龍頭の滝、中禅寺湖などの観光名所は色づいた木々とのコラボレーションが美しく、関東のみならず全国的に紅葉スポットとして知られています。

ちょっと変わった紅葉狩りが楽しめるのは、市街地と中禅寺湖・奥日光をつなぐ観光道路「いろは坂」。ドライブをしながら紅葉が楽しめるスポットで、シーズン中は多くの人が訪れます。そのため、渋滞のポイントとしても話題になりますが、その分ゆったりと車の中から紅葉が堪能できます。

ぶどう王国で旬のぶどうを味わおう（山梨県甲州市）

ぶどうの産地・山梨県甲州市は、生産量と栽培品種の多さからぶどう王国と言われています。ぶどうの王様と呼ばれている「巨峰」は8月中旬から、糖度が高い「シャインマスカット」は9月上旬から、800年以上の歴史がある「甲州」は10月上旬からと、品種によって旬は異なり11月上旬までぶどうを楽しむことができます。市内にはいくつもの観光農園があり、摘み取り体験をすることもできますよ。自分で収穫したぶどうは、買って食べたものよりも2倍以上おいしく感じられるのでは？

ぶどう栽培の発祥の地でもある甲州市は、ワインも有名です。ワイナリー巡りをして、お気に入りのワインを見つけてみるのも楽しみの一つ！

秋は脂が乗った鰹が堪能できる（高知県高知市）

高知県に行ったら絶対に食べたいご当地グルメの中に、必ずと言っていいほどランクインするのが鰹です。旬は春と秋の2回ありますが、秋に旬を迎える鰹は水温の低い海でしっかりと餌を食べて南下してきた「戻り鰹」や「下り鰹」と呼ばれ、脂が乗っているのが特徴です。

旅行客から絶大な人気を集めている「ひろめ市場」に行けば、旬の鰹を使ったグルメがたくさん味わえます。鰹の他にも高知県のご当地グルメやB級グルメも堪能できるので、高知に行った際には、絶対に訪れてみて！

さいごに

いかがでしたか？過ごしやすい気候が魅力的な秋。行楽の秋には、紅葉や旬の味覚を堪能しに、行楽地へおでかけの計画を立てる参考にしてみては？