失敗したくない!長野移住の完全ガイド|おすすめエリア・支援制度・注意点

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長野県移住のススメ

自然に囲まれて、でも東京にもすぐ行ける。
そんな“ちょうどいい暮らし”が叶うのが、長野県です。


日本アルプスの山々に抱かれ、県土の約8割が森林。夏は涼しく、避暑地としても知られています。
さらに、温泉地の数は北海道に次いで全国2位。湯けむりに包まれた温泉街や、季節ごとに色づく山々が、日々の疲れをそっと癒してくれます。

この記事では、長野への移住を検討している方に向けて、おすすめのエリアや支援制度、移住のメリットなどをわかりやすく解説。

なぜ人気?長野県に移住するメリット3つ

長野県に移住するメリット

宝島社発行の『田舎暮らしの本』によると、長野県は移住したい都道府県ランキングで19年連続1位!

なぜこれほどまでに長野県が支持されているのでしょうか?
その理由を3つ紹介します。

1, 自然を楽しめるアクティビティが充実

長野の四季

日本のほぼ中央に位置し、3000m級の山々が連なるアルプス山脈に抱かれた長野県。
標高差のある地形と多様な自然環境が、豊かな森林や清流、そして四季折々の美しい風景を育んでいます。

北アルプスの名峰をのぞむ上高地、日本一広い高原大地の美ヶ原、のどかな田園と湧水に恵まれた安曇野、日本一の星空と称される阿智村など。
登山やハイキング、キャンプ、サイクリング、カヤックやSUP、ウィンタースポーツ、パラグライダーなど、自然のアクティビティを存分に楽しめます!

2, クーラーいらず?夏は涼しくて快適

夏の田園風景

気象庁のデータによると、2024年度の東京都における8月の平均気温29°Cに対し、長野県は平均25.5℃と、およそ4°Cの差があります。
地域差はあるものの、30°Cを超えるケースは滅多にありません。

たとえば、避暑地として人気の「軽井沢」は、8月の平均気温が22.5℃。東京より約7℃も低く、クーラーなしでも快適に過ごせる涼しさです。
標高900〜1,000mに位置しており、気圧が低いため太陽の熱が地表に伝わりにくく、気温が上がりにくい傾向があります。

一方、松本市の8月の平均気温は26.4℃。市街地が盆地にあるため熱がこもりやすく、日によっては36℃近くまで上がることも……。

このように、同じ長野県内でも地域によって気候には大きな違いがあります。
移住を検討する際は、エリアごとの平均気温も確認しておくと安心です。

3, 家賃が安く、部屋も広い

東京都の23区の場合、家賃は1Kで8~12万円。一方、長野県の長野駅周辺の家賃は1Kで3〜4万円、高くても6万円と非常に安い傾向です。
当然市街地から外れるほど家賃は安くなり、家の中も広くなります。

たとえば長野市に次いで栄えている松本市の場合、家賃7万円で60m²越え、一軒家並みに広い3LDKの家に住むことができます。
駐車場が無料の賃貸もあるため、生活コストを抑えながら、広い家でのびのびと暮らせるのは大きな魅力でしょう。

移住先選びで押さえるべき3つのポイント

移住先の選び方

移住先選びで重要なのは、上記の3つです。
ここからは、各項目ごとに詳しく解説していきます。

1, 住みやすさに影響する?エリアの特徴を知ろう

長野県 エリア解説

全国で4番目に広い面積をもつ長野県。
大きく4つのエリア(北信・中信・東信・南信)に分けられ、地域ごとに環境や特徴が異なります。

快適な移住ライフを送るためにも、まずはエリアごとの特徴をしっかり把握することが大切です。

エリア名 特徴
北信 県庁所在地の長野市があり、都会と自然の距離がほど近いエリア。最北部は全国有数の豪雪地帯で、ウィンタースポーツが盛ん。湯田中渋温泉郷や野沢温泉などの観光資源も豊富。
中信 山岳リゾートで有名な上高地があるエリア。国宝松本城や、江戸情緒が残る妻籠宿など、歴史名所も多い。北アルプスの雪解け水を利用した安曇野のわさび栽培、冷涼な気候を活かしたそば栽培も盛ん。
東信 高原リゾートで有名な軽井沢があるエリア。千曲川が縦断し、浅間山や八ヶ岳など山々に囲まれたのどかな田園風景が広がる。降水量が少なく、国内屈指の晴天率を誇る。
南信 南アルプスと中央アルプスに挟まれたエリア。県内最大の諏訪湖があり、諏訪大社をはじめ歴史的建造物も見どころ。リニア中央新幹線が通る予定で、首都圏や名古屋へのアクセスも良好に。

2, 首都圏へのアクセスが良いか?長野の公共交通事情を知ろう

北陸新幹線

職場や実家が首都圏にあり、二拠点生活を考えている方はとくに重視したい項目。
首都圏へのアクセスに便利なのは、北陸新幹線と特急あずさです。

主な停車駅
北陸新幹線(東京‐長野方面) 東京、上野、大宮~軽井沢、佐久平、上田、長野、飯山
特急あずさ(東京‐松本方面) 東京、新宿、立川、八王子~富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本、豊科、穂高、信濃大町、白馬

東京~長野駅まではおよそ1時間20分ほど。新宿~松本までおよそ2時間40分ほどかかります。
通勤のしやすさを重視するなら、北陸新幹線の駅周辺がおすすめ。通勤ラッシュの時間帯は運行本数も増え、1時間に最大5本出ています。
(特急あずさは最大2本)

一方、新幹線・特急の停車駅がない地域となると、首都圏へ出るにはやや不便。
首都圏の在来線と比べると運行本数も限られているため、帰りのことを考えると中々ハードな通勤となるでしょう。

3, 生活に不便しない?公共・商業施設の充実度をチェック

長野駅前

移住先の施設・お店の充実度は、快適な生活を送るための重要なポイントです。

家族で移住する場合、大型ショッピングモールやデパート、幼稚園・保育園の子育て支援施設、総合病院などがあるか。単身や独身で移住を考えているなら、家の近くに飲食店やスーパー、コンビニなどがあるか確認しておきましょう。

少し歩けばなんでも買い揃えられる環境は、長野駅周辺など限られた地域のみ。
ストレスの少ない生活を実現するためにも、移住候補地の周辺環境をリサーチしておきましょう。

住みやすくて人気の市町村!長野県でおすすめの移住先8選

長野 おすすめの移住先

住みやすくて人気の市町村を8つをピックアップしました!

1, 長野市(北信エリア)

長野県の県庁所在地で、都市と自然の距離がほど近い街です。
東京、金沢まで新幹線で90分ほど。在来線やバスなどの公共交通機関も充実しており、県内・県外に行くときに不便がありません。

長野市 景観
戸隠神社

■歴史的な観光名所が多い

ことわざで有名な善光寺、2,000年以上の歴史と巨樹の参道が象徴的な戸隠神社など、史跡・歴史建造物も多いです。
日本三大そばの1つ戸隠そばが有名で、一口大に小分けにしてザルに盛る「ボッチ盛り」が特徴。

■南部は雪が少ない

長野市は、盆地の平坦部とその周囲の山地とでは積雪量に大きな差があります。
積雪が少ないのは、長野市の南部。一方北部は日本海側の気候の影響を受けるため、降雪量や降雪日数が多い傾向にあります。

■移住支援制度も充実

首都圏からの移住者で、長野市で就業かつ移住した人には支援金の交付があります。
また就農サポートにも力を入れており、必要な知識や技能を習得するために経費の一部を助成してくれる制度もあります。

長野市ではオンライン移住相談や空家バンク、移住交流会などさまざまな支援を実施しているので、移住を検討中の方はぜひご活用ください。

2, 佐久市(東信エリア)

北陸新幹線の佐久平駅があり、東京から約1時間20分とアクセス抜群。晴天率が高く、年間の日照時間は全国平均よりも約400時間ほど長い2,200〜2,500時間と日本トップクラス。

佐久市
佐久市バルーンフェスティバル

■生活に便利な環境

イオンモールやドン・キホーテなどの商業施設も充実し、子育て世代やシニア層にもおすすめ。自然と都市機能のバランスが取れたエリアです。

■天体観測に最適な町

標高が高く、抜群の晴天率から「星空の街」と称されています。
宇宙空間観測所や天体観測施設うすだスタードームがあり、定期的に鑑賞会や星空教室などを開催しています。

■移住支援制度も充実

首都圏への通勤補助や、UIJターン就業・創業移住支援事業補助金など、佐久市は移住支援にもしっかり力を入れています。

3, 軽井沢町(東信エリア)

日本屈指の高原リゾートで知られる軽井沢。
東京から新幹線で約1時間10分ながら、涼しく快適な気候が魅力です。夏はエアコンいらずで過ごせる日も多く、自然に寄り添った暮らしを求める人に人気があります。

冬の軽井沢
軽井沢 アウトレットモール

■買い物に不便しない

町は7つのエリアに分かれており、それぞれに個性があります。
たとえば新軽井沢エリアにはアウトレットモールやスーパーなどが揃い、移住後も生活に不便を感じにくいのが特徴です。

■宿場町の面影を残す

一方、江戸時代に宿場町として栄えた追分エリアは、中心街から少し離れているため、観光客が少なく落ち着いた雰囲気。隣の佐久市まで車で約20分と日常の買い物にも困らず、ファミリー層に人気です。

■移住支援はないが、子育て支援が充実

軽井沢町は、長野県が実施しているUIJターン就業・創業移住支援事業の対象外です。オンライン移住相談など、活用できる移住支援もあまりありません。
ただし、福祉医療給付制度、児童手当、自転車購入費の補助制度など、子育て世代をサポートする制度が充実しています。

4, 上田市(東信エリア)

長野市、松本市に次ぐ規模の中核都市で、ショッピングモールや医療施設など生活インフラが整っており、暮らしやすさに定評があります。
晴天率は全国トップクラスで、雨が少なく、外出や子育てもしやすい気候です。

交通面では車があると便利ですが、北陸新幹線を使えば東京まで約1時間半。「仕事は東京・生活は上田」といった2拠点スタイルも実現しやすい立地です。

上田市 
上田の城下町

■戦国武将が築いた城下の街並み

上田は真田昌幸が築いた上田城の城下町として知られ、趣のある街並みが残っています。春には満開の桜が城跡を彩り、戦国ファンにも人気のスポットです。

■自然とレジャーも豊富

市街地から車で20分ほどの「市民の森公園」では、遊具やスケート、ゴーカートなどが楽しめ、家族でのびのびと過ごせます。

■移住支援制度も充実

空き家バンクや創業支援、移住セミナーに加え、地域とのつながりを深めるためのアドバイザー制度も用意されています。

5, 安曇野市(中信エリア)

長野県の中心部に位置し、北アルプスの山麓に広がる田園風景が特徴の町です。
積雪は20~30cm程度と少ない方ですが、冷えるときは-10℃を下回ることも。

市内にはたくさんの日帰り温泉施設もあり、利用料も500円~とリーズナブルです。

安曇野市
安曇野わさび田湧水群は

■名水で育ったわさびが名物

安曇野わさび田湧水群は、名水百選に認定された有名なスポット。
北アルプスからの伏流水が湧き出でおり、綺麗な水でしか育たないわさびの栽培、ニジマスの養殖などが行われています。

■生活しやすい環境

食店や西友やイオンなどのスーパーが多く、家族世帯も暮らしやすい環境です。
過去に市が行ったアンケート調査によると、自宅周辺に不足している施設は「特にない」の回答が半数近くを占めており、不便さを感じる人が少ないことが分かります。

また隣には、長野市に次ぐ第2の都市・松本市があり、大型の商業施設や映画館など買い物に便利です。

■移住支援制度も充実

もちろん移住相談やセミナーを受けられる上に、お試し住宅が利用できる、UIJターン就業・創業移住支援を受けられるなど、移住をサポートする制度が整っています。

5, 松本市(中信エリア)

人口・街の規模は、県庁所在地の長野市に次ぐ都市。車が必要ないほど交通インフラが整っているほか、イオンモール松本やアルピコプラザといった大型の商業施設、映画館、病院や保育園といった公共施設も充実しています。

松本市
上高地

■国宝松本城を中心とする城下町

江戸時代に建設された天守が残る、国宝の松本城。街のいたるところに城下町の名残があり、白と黒のなまこ土蔵が特徴の中町通りや、長屋風の飲食店が軒をつらねる綱手通りは、多くの観光客で賑わいます。

■自然と都市のちょうど良いバランス

街の中心部は都会的ですが、車を少し走らせると北アルプスの雄大な自然が広がります。
とくに有名なのは、市内から1時間で行ける上高地。北アルプスの玄関口であり、登山者やハイカーで賑わいます。

また温泉地も多く、白骨温泉や浅間温泉など全16箇所あります。

■移住支援制度も充実

首都圏からの移住者を対象に、UIJターン就業・創業移住支援事業補助金があります。
オンライン移住相談など、移住をサポートする制度も充実。

6, 伊那市(南信エリア)

伊那市は、愛知県寄りの南信エリアに属する街です。西側に中央アルプス、東側に南アルプスをのぞみ、日本最大級の川である天竜川が街を縦断しています。

年々移住者が増え続け、令和2年度の移住者数109人に対し、令和4年度は244人と2倍以上の人数に。
その背景には独自の教育制度があり、伊那市に移住する方のほとんどが、特定の保育園や幼稚園、小学校に入園・入学するために移住を決めています。

伊那市
伊那市の桜

■常識にとらわれない独自の教育制度

たとえば「信州やまほいく」制度。豊かな自然環境の中で生きる力を養う取り組みで、ヤギやブタを飼育したり、農業を体験したり、たくましく生きる強さや、食への感謝を学ぶプログラムとなっています。

また伊那小学校は、通知表やチャイムが一切ない探究的教育を実施し続けて60年以上。
その取り組みで、多くの子どもが自分で考える力や好奇心、行動力を身につけています。全国の教育機関、そして移住検討者からも注目を浴び、伊那小学校のオンラインセミナーには400組以上の方が参加するほど。

■積雪量も少なく、冬も過ごしやすい

伊那市の年間降雪日数は10日ほど。年間の平均気温も12℃と、長野県内では比較的暖かいほうです。

■移住支援も充実

首都圏からの移住者に対し、最大100万円の支給があるUIJターン就業・創業移住支援事業補助金があります。
ほかにも移住相談や就業・創業支援補助金、空き家バンク、お試し暮らし体験施設など、移住サポートも充実。

8, 富士見町(南信エリア)

富士見町は、長野県と山梨県をまたぐ八ヶ岳の麓に広がる町。車なら、首都圏や名古屋まで2時間半程度の距離のため、二拠点生活も不可能ではありません。

街は比較的コンパクトで、富士見駅を起点にスーパーや公園、病院が集まっています。子育て世帯、単身どちらも生活しやすく、不便のない生活を送れるでしょう。

富士見町
入笠山

■花の宝庫で有名な入笠山

富士見町と伊那市にまたがる入笠山は、花の宝庫といわれています。
ゴンドラで上がれるため、山頂までの距離も短く登山初心者にもおすすめ。山頂からは360度開けたパノラマ景色が楽しめ、八ヶ岳連峰をのぞめます。

■晴天率85%!八ヶ岳ブルーが美しい

富士見町の生活圏は標高700~1200mほどあり、夏でも湿度が低く過ごしやすい環境です。
年間通して雨も少なく、全国でもトップクラスの晴天率。とくに秋~春にかけてみられる濃い青空は、別名「八ヶ岳ブルー」といわれています。

■移住支援制度も充実

移住支援金はもちろん、新しく家を建築・購入する方を対象に最大100万円の補助が出る制度や、家賃・光熱費を補助してもらえる移住&テレワーク支援制度など、支援制度も充実。空き家物件探しや、移住相談ができる窓口あり。

移住におすすめの時期は?

移住におすすめのシーズンは冬

長野への移住は春~秋シーズンが適しているといえます。

では、なぜ冬は移住に適さないのか?
積雪により道路状況が悪化し、買い出しや引っ越し作業などさまざまな苦労が予測できるからです。積雪状況によっては、外出さえ難しくなる可能性もあります。

冬の長野

とはいえ、実際に暮らし始めてから後悔しても後の祭り。やはり移住する前に、長野の冬を経験しておくのがベストです。

そんなプチ移住を気軽にできるのが、現地に住み込みで働くリゾートバイト。
勤務先は全国の観光地、リゾートバイト地にある旅館やホテルがメインです。滞在費(家賃、水光熱費、食費)や交通費をかけずに、プチ移住を経験できます。

働きながら地元民との関係性も構築できるため、移住を検討している方はぜひご利用ください。
▶リゾートバイトとは?

M・Nさん(20代前半/女性)

M・Nさん(20代前半/女性)

リゾートバイトが普通のバイトと違うのは、その土地の人達と触れ合えるという点です。職場はもちろん、旅行ではなくその土地で生活をするので、さらに地元の方たちと触れ合う機会が多いのがとても良いなと思いました。 働きながらも、数ヶ月"試しに住む"試住体験をできるのが魅力だと私は感じます。

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移住前に知っておきたい2つの注意点

長野移住のデメリット

続いては、移住前に知っておきたい注意点を2つ紹介します。

1, 寒暖差が激しい

積雪した冬の長野

長野県は山に囲まれているため、季節の変わり目は寒暖差が激しいです。
気象庁が発表した2023年度の平均気温のデータによると、2月(0.7°C)と3月(7.7°C)の気温差は7°Cもあります。
こうした寒暖差は、自律神経のバランスを崩しやすい人にとって大きな負担となります。

そのような心配がある場合は、

・移住前に現地で冬を過ごしてみる
→稼ぎながらプチ移住が叶う「リゾートバイト」がおすすめ!
・比較的寒暖差の少ない南信エリアを選ぶ

上記2つを検討してみましょう。

2, ガソリン代が高い

ガソリン イメージ

長野放送の2023年度の調査によると、長野県のガソリン代は全国で一番高い傾向です。
たとえば隣接する愛知県は183円。一方で長野県のガソリン代の平均価格は194.5円と、10円以上の差があります。

長野駅周辺や松本市、上田市といった主要都市以外は公共交通機関が充実しておらず、移住後は車ありきの生活になります。
経済的に大きな負担となるため、ガソリン代を含めた支出額を計算しておくのがポイントです。

よく聞かれる長野県移住に関するQ&A

長野移住に関するQ&A

Q やっぱり冬は寒い?

A:長野県は山が多く、日本の中でも寒い傾向の地域です。

8月でも最高気温は31°C、1月は-4°Cまで下がる時期もあります。
気象庁によると、2023年1月の東京の最低気温は1.8°Cのため、長野県の冬は厳しい寒さだとわかるでしょう。

とはいえ厳しい寒さが長野の美味しい農作物や、美しい自然を作り出しているのも事実です。冬の寒さはストーブや防寒着で対策し、長野県の魅力を最大限に体感しましょう。

Q 長野県に移住するのはやめとけ・後悔するって本当?

A:長野県に関わらず、どこの土地であってもやめとけ・後悔するという話があります。

ネットで「長野 移住 やめとけ」といった声を目にして、不安になった方もいるかもしれません。その理由のひとつに、地域に根づいた人間関係や文化の違いがあります。

長野県は地域ごとの結びつきが強く、良くも悪くも”地元同士のつながり・支え合い”を大切にする傾向があります。
地域行事や自治会への参加が求められることもあり、「思っていたより人づきあいが大変だった」と感じるかもしれません。

もちろんすべての地域が該当するわけでなく、移住者を積極的に受け入れている町や、外から来た人が中心になって地域を盛り上げている例もたくさんあります。

大切なのは、自分に合ったエリアを選ぶことと、現地の人たちとの距離感を大切にしながら、少しずつ信頼関係を築くことです。

→お試し移住なら、現地で住み込みで働ける「リゾートバイト」がおすすめ!

Q 長野県で使えるおすすめの補助金・支援金制度は?

A:長野県移住で補助金・支援金制度を活用するなら、「UIJターン就業・創業移住支援金」がおすすめです。

首都圏もしくは愛知県、大阪府から移住し、就業・創業した方を対象に、60〜200万円の支援金が給付されます。

長野県に移住してお店を作りたい、長野県の会社に転職したいなどの意思がある方はぜひ活用しましょう。

長野県のプチ移住(リゾートバイト)体験談

長野県のプチ移住体験談

リゾバ.comではたくさんの方がリゾートバイトを利用し、長野県でのプチ移住を実現しています。

本章では魅力的な体験談をピックアップ! ぜひ長野移住を検討する際の参考にしてください。

E・Mさん(20代後半/女性)

E・Mさん(20代後半/女性)

大変だったのは、公共交通機関での移動です。野沢温泉から遠出をする時、バスで飯山駅まで行って長野駅に向かいます。さらに街の最寄り駅に行きますが、電車の待ち時間が長いことが多いです。 暖房のない極寒の飯山駅で1時間待つこともよくありました。目的地がどんなに温かくてもしっかり防寒したり、暇潰しができるものを用意していました。

Y・Nさん(20代後半/男性)

Y・Nさん(20代後半/男性)

最も印象に残っているのは、やはり絶景と言われている観光スポットの「河童橋」です。何度通っても水が透き通っており、自然を感じられます。上高地の早朝の景色は泊まりの方限定でしか見ることができません。働きながら早朝の景色を見られるのはリゾートバイトの醍醐味だと思います。

T・Sさん(女性)

T・Sさん(女性)

周りにも同じく雪山にこもって毎日スノーボードをしている人たちがいるので、とても良い刺激になりました。プロのレベルに近い人も多く、テクニックを教えてもらったり、一緒に滑りに行ったりして、普段とは全く違う経験が出来て大満足!以前パークで転倒してから臆病になっていましたが、今回で克服!ジャンプにもトライ、林道にも積極的に行くようになりました。

M・Nさん(20代前半/女性)

M・Nさん(20代前半/女性)

休日は、レンタカーを借りて阿寺渓谷に行ったり、電車で諏訪湖の花火大会に行ったり、ホテルからも見える「蝶ヶ岳」という山に登ったりしました。安曇野はわさびが有名で「わさび農場」という観光スポットも行きましたがとても良かったです。信州ということもあり蕎麦がとても美味しかったです。

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長野県に似ている移住先もあわせてチェック!

山梨県

長野県の魅力に惹かれる方は、長野と似ている自然環境や魅力がある移住地も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

たとえば、ほかの移住先の候補として山梨県がおすすめです。

山梨県は長野の東側に位置し、富士山という雄大な自然が広がる地域。桃やぶどうなどの果物、温泉が充実している上に、冬になるとスキーも楽しめます。

このように長野県に似ている移住先はいくつかあります。併せて検討してみてはいかがでしょうか。

山梨県の求人を見る

まとめ|長野県に移住するならリゾートバイトでプチ移住してみよう

唐松岳でリゾバした男性

東京に勤めている方を中心に長野県への移住の注目度が高まっており、今後ますます人気が出てくると予測できます。

しかし闇雲に移住を決めても後悔する確率は高い傾向です。
長野県移住を成功させたいなら、まずは現地で1ヶ月以上のプチ移住を経験してみましょう。

リゾバ.comであれば、お金をかけずプチ移住を叶えることができます。家賃や食費、交通費などは必要ありません。
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リゾートバイトを始める流れ

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この記事を書いた人

むらうみ

むらうみ

むらうみ

観光、アウトドア業界のライター・編集者を経て、リゾバ.com編集部にジョイン。 “ひとり旅”が好きで、有給と給料はすべて旅行につぎ込む。旅好きが高じて、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得。

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