リゾートバイト経験者が選ぶ住みやすい温泉地ランキング|実際に暮らした5つの温泉街を本音で比較
更新日:2026年7月13日
リゾートバイトの勤務先として、定番の温泉地。
なかでも、観光地としても王道の温泉地に対して、「一度は働いてみたい」「少し住んでみたい」と感じる人は多いはずです。
ただ、旅行で訪れるのと、数ヶ月働きながら暮らすのとでは、同じ温泉地でも見え方が変わります。
そこで今回は、温泉地でのリゾートバイトを何度も経験してきた筆者が、実際に働いた5つの温泉地を、暮しやすさの観点からランキング形式で紹介します。
旅行では見えない温泉街での暮らし
観光地として知られる温泉街は、旅行で訪れるには魅力的です。風情のある街並みがあり、飲食店や土産物店も並び、歩くだけでも旅気分を味わえます。
ただ、リゾートバイトで数ヶ月暮らす場合は、見え方が少し変わります。温泉が日常になる楽しさがある一方で、物価の観光地価格や店の閉まる時間、繁忙期シーズン中の賑わい方が生活に影響することもあるのです。
ではここからは、実際に温泉街で暮らして感じた3つの共通点を紹介します。
日用品が手に入りにくい場所がある
温泉街によっては、中心エリアにコンビニやATMが少なく、最寄りのスーパーまで車で10分前後かかることもあります。
店の営業時間が早めに終わる地域では、仕事終わりに買い物へ行けない日も出てきます。
そのため、住むエリアの近くに24時間営業のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどがあるかは、事前に確認しておきたいポイントです。
車がない場合は、徒歩や自転車でどこまで買い物へ行けるかも確認しておくと安心です。
観光地価格で出費が増えやすい
リゾートバイトでは寮費や水道光熱費、食費がカバーされる求人が多く、生活費の負担を減らすことができます。
ただ、観光地化された温泉街では、外食やカフェ、観光に使う出費が増えやすいのも特徴です。最初のうちは新鮮さもあり、「せっかくだから行ってみよう」「ここでしか食べられないものを試したい」と感じる機会が多くなることも……。
結果として、生活費は抑えられていても、休日の出費が思ったより増えることがあるので注意が必要です。
にぎわい方によって暮らしやすさは変わる
温泉地のリゾートバイトでは、生活圏と観光エリアが重なるのが基本です。観光客でにぎわう街中で働き、暮らすことになります。
ただ、同じように人が集まっても、街の雰囲気は温泉地によって違います。
たとえば城崎温泉は、一軒宿が並ぶ小規模な温泉街です。外湯めぐりや街並みの散策を楽しむ人が多く、夜も浴衣で外湯をめぐる下駄の音が響く程度で、繁華街のような喧騒はありません。
一方、草津温泉のように、大型旅館が立ち並び、居酒屋も多くて夜までにぎわう温泉地もあります。仕事終わりや休日まで人の多さと活気が続くため、生活する場所としては落ち着きにくいです。
温泉地で働くなら、観光客の多さだけでなく、その街がどのようににぎわうのかも見ておきたいところです。
実際に暮らして感じた|住みやすい温泉地ランキング👑
ここからは、実際に筆者がリゾートバイトで働き、暮らした温泉地ごとに、街の雰囲気や暮らしやすさの特徴を見ていきましょう。
以下3つの項目をもとに、ランキング形式で解説していきます。
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生活しやすさ
スーパー・コンビニ、移動手段があるかどうか
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出費の抑えやすさ
外食や買い物を含めた出費の増えにくさ
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観光客の落ち着き度
観光客が多い時期でも、暮らしに影響が出にくいか
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※評価は★1〜5で表しています。★が多いほど、筆者がリゾートバイト生活で過ごしやすいと感じた項目です
※順位は観光地としての知名度ではなく、住み込みで働いたときの暮らしやすさ、長期滞在との相性をもとに判断しました
【5位】指宿温泉(鹿児島県)
指宿(いぶすき)温泉は、世界的にも珍しい砂むし温泉で知られる温泉地です。派手な観光地のようなにぎわいはあまりなく、自然に囲まれた環境で、海辺の南国感を味わえる場所です。
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生活しやすさ
2.0
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出費の抑えやすさ
4.0
-
観光客の落ち着き度
3.0
■生活しやすさ|★★☆☆☆
コンビニやスーパーの数が極端に少ないわけではありませんが、それぞれの距離が離れています。
筆者は寮で自転車を借り、20分ほどかけてセブンイレブンまで買い物へ行く日常を送っていました。
温泉地の中でもかなりローカル色が強いです。
■出費の抑えやすさ|★★★★☆
遊ぶ場所も買い物する場所も限られます。
その分、出費は抑えやすく、貯金しやすかったのはメリットの一つです。
必要最低限の生活費をのぞく出費はほとんどありませんでした。
■観光客の落ち着き度|★★★☆☆
人の流れについても、ベストシーズンと言われる時期でも大きくにぎわう印象はありません。街全体には、どこか閑散とした雰囲気があります。
ライター伊藤
不便な面があるのは確かですが、静かで自然の豊かさを感じられる場所で生活したい人にはおすすめの温泉地です。
【4位】草津温泉(群馬県)
草津温泉は、温泉街らしいにぎわいを楽しめる王道の温泉地です。街には多くの共同浴場があり、開放感のある西の河原露天風呂、観光客向けのショー施設、飲食店などもそろっています。
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生活しやすさ
5.0
-
出費の抑えやすさ
3.0
-
観光客の落ち着き度
2.0
■生活しやすさ|★★★★★
大規模な温泉街だけあり、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどもあります。日用品の買い物に困ることは少なく、生活のしやすさは評価が高い温泉地です。
■出費の抑えやすさ|★★★☆☆
出費の面では注意が必要です。飲食店や土産物店、思わず食べたくなるご当地グルメ、一度は見ておきたい湯もみショーなど、「せっかくだから」でお金を使う場所が本当に数多くあります。
実際に、筆者がリゾートバイト生活で最も出費が多かった温泉街は草津温泉です。休日には、1日5000円ほど使うことも珍しくありませんでした。
■観光客の落ち着き度|★★☆☆☆
草津温泉は静かに暮らす場所ではありません。観光地の熱気の中で働き、生活する温泉地です。一年を通して人が多く、落ち着きに欠ける面があります。
ライター伊藤
それでも草津温泉をおすすめする理由は、ここでしかできない非日常の体験があるからです。出費を管理できれば、リゾートバイト先としての満足度は高い場所です。振り返ったときに「楽しかった」「充実していた」と感じやすい温泉地だと思います。
【3位】湯布院(大分県)
湯布院は、自然、文化、アート、カフェがほどよく点在する落ち着いた温泉地です。派手な観光地ではありませんが、春は桜、秋は紅葉がきれいで、季節の景色を楽しみながら働けます。
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生活しやすさ
4.0
-
出費の抑えやすさ
4.0
-
観光客の落ち着き度
3.0
■生活しやすさ|★★★★☆
街自体はコンパクトで、商店、コンビニ、スーパーが近い範囲にあります。日常生活で大きく困る場面は少なく、車がなくても比較的過ごしやすい温泉地です。
■出費の抑えやすさ|★★★★☆
出費についても、観光地らしい大きな出費はほとんどありませんでした。お洒落なカフェや飲食店が多いため、数回利用することはありました。
ただ、お金を使う場所が多いわけではありません。最初の1〜2週間を過ぎると、収入の多くを貯金に回せました。
■観光客の落ち着き度|★★★☆☆
春と秋のシーズンは観光客が増えます。4月〜5月、10月〜11月は、若い世代から年配者、カップル、子連れ、団体の外国人観光客まで幅広い層が訪れます。特に自然を楽しめる場所には人が集まりやすく、静かに過ごしたい日に落ち着かなさを感じることもあります。
ただ、暮らしにくい温泉地ではありません。落ち着いた環境で暮らしたいなら、あえてハイシーズンを外して働くのも選択肢の一つです。
ライター伊藤
ハイシーズン以外に訪れるなら、にぎやかな温泉街で刺激を求める人よりも、落ち着いた環境で生活したい人に向いています。ノスタルジックという言葉が似合う場所です。
【2位】城崎温泉(兵庫県)
城崎温泉は、冬のリゾートバイトでぜひ行ってほしい温泉地です。雪の中で露天風呂に入る日常や、仕事終わりに白い息を吐きながら外湯へ向かう時間など、冬の温泉地ならではの非日常が生活に溶け込みます。
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生活しやすさ
4.0
-
出費の抑えやすさ
4.0
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観光客の落ち着き度
4.0
■生活しやすさ|★★★★☆
湯布院と同じく、人気の観光地でありながら生活環境が整っている点も魅力です。温泉街はコンパクトにまとまっており、地元の人も使うスーパーやコンビニが徒歩圏内にあります。日用品の買い物で不便を感じる場面は少ないです。
■出費の抑えやすさ|★★★★☆
観光客向けの食堂や飲食店が多いため、何も考えずに食べ歩きをしていると出費は増えます。
ただ、娯楽施設も多くありません。最初の1〜2週間は休日にお店でお金を使うこともありますが、それ以降は娯楽での出費はほとんどありませんでした。
また、11月から3月頃のカニ漁シーズンは、店を選べばカニいくら丼などのご当地グルメを千数百円ほどで味わうことができました。温泉地らしい食の楽しみも手ごろに満喫できます。
■観光客の落ち着き度|★★★★☆
人が最も増えるのは、カニ漁が解禁される11月から3月頃です。ただ、城崎温泉そのものは静かに外湯めぐりや街並みを楽しむ温泉街。
シーズン中でも街全体に落ち着きがあり、暮らす場所としての過ごしやすさを感じられます。
ライター伊藤
観光地で働きながら、落ち着いた温泉街の暮らしも味わえる場所です。風情、利便性、落ち着きのバランスがよく、冬の温泉地リゾートバイト先としてはかなり満足度が高い温泉地です。
【1位】別府温泉(大分県)
別府は、温泉街でありながら大型商業施設、飲食店、スナック街、大学などがあり、都市部の生活機能が整っています。
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生活しやすさ
5.0
-
出費の抑えやすさ
4.0
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観光客の落ち着き度
4.0
■生活しやすさ|★★★★★
生活のしやすさは群を抜いています。スーパーやコンビニなどの日常的な買い物だけでなく、外食や休日の過ごし方にも不便を感じない温泉地です。
■出費の抑えやすさ|★★★★☆
出費が増えやすいのかというと、意外とそうでもありません。地獄めぐりのような温泉系の観光地はありますが、街全体が観光客向けに作られているわけではありません。普通の地方都市で暮らす感覚に近く、日常の中で無理にお金を使う場面は多くありませんでした。
ただし、飲食店やパチンコ店などもあるため、人によっては出費が増える可能性があります。貯金を重視するなら、休日の使い方は意識しておきたいところです。
■観光客の落ち着き度|★★★★☆
一部の温泉街に観光客がに集中するというより、街全体にほどよく広がっている印象です。閑散期の1月、2月でも都市としての生活感があるため、街が急に寂しくなる感じはあまりありません。一方で、観光地特有のやかましさも少なく、暮らす場所としてはバランスが取れています。
ライター伊藤
リゾートバイト先としてだけでなく、実際に居住地としても選びたくなるほど生活しやすい温泉地です。都市型の温泉地なので、非日常感は薄いと思う人もいるかもしれません。
ただ、街中から上がる湯けむりや、種類豊富な温泉施設など、別府ならではの温泉地らしさはしっかりあります。
“温泉地らしさも欲しい。でも、買い物や外食、休日の過ごし方で不便すぎる場所は避けたい。”そういう人にとって、別府は最もおすすめの温泉地です。
まとめ|温泉地リゾバは暮らし方で選ぶ
王道の温泉地は、旅行先として見るとどこも魅力的です。
ただ、リゾートバイトで数ヶ月暮らすとなると、見るべきポイントは少し変わります。買い物のしやすさ、外食や観光での出費、人の流れ、休日の過ごし方。こうした要素が、日々の満足度に大きく関わります。
大事なのは、有名な温泉地を選ぶことではなく、自分がどんな環境で働き、どんな日常を送りたいかを考えることです。
温泉街らしい非日常感を味わいたいなら城崎温泉。にぎやかな観光地で働きたいなら草津温泉。落ち着いた街で季節を感じたいなら湯布院。生活のしやすさを重視するなら別府。自然の近くで環境を大きく変えたいなら指宿温泉が候補に―――。
求人を探す時は、時給や職種だけでなく、寮の場所、周辺のスーパーやコンビニ、交通手段、まかないの有無も確認してみてください。
自分に合う温泉地を選べば、リゾートバイトはただ働く時間ではなく、その土地で暮らす体験になります。
この記事を書いた人
伊藤 良二
伊藤 良二
リゾートバイト歴は累計5年以上。全国10箇所で働きながら、海外を旅してきました。現在はタイに拠点を置き、WEBライターとして活動しています。勤務地の中でも特に温泉地が好きで、最も思い出に残っているのは城崎温泉です。
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リゾートバイトを始める流れ
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1
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2
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3
お仕事決定、出発
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4
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