【これで安心】リゾートバイトで住民票を移さないとダメ?注意点も解説
更新日:2025年10月2日
「自宅を引き払ってリゾートバイトしたい!でも、住民票はどうするの……?」
そんな疑問にお答えします。
他にも、住民票を移動しないといけないケースと、移動しない場合のデメリットなどを解説。
本記事を読んで、安心してリゾートバイトをしてくださいね!
住民票とは
住民票(住民基本台帳)とは、氏名・住所・生年月日などを証明する書類。その人が「どこに住んでいるか」を公的に示す役割を持っています。
住民基本台帳法では「生活の本拠が移ったときは、14日以内に新しい住所地の市区町村へ届け出をしなければならない」と定められています。
では、リゾートバイトのように一時的に別の場所で生活する場合でも、住民票を移す必要があるのでしょうか?
次の章で詳しくみていきましょう。
リゾートバイトで住民票の移動は不要
住民票を移すべきかどうかは、住民基本台帳法の「生活の本拠(=日常生活の中心となる場所)」がどこにあるかで判断されます。
リゾートバイトの大半は、数ヶ月〜半年程度の契約です。その場合、リゾバ先での生活は一時的な滞在とみなされるため、住民票を移す必要はありません。
リゾートバイトで住民票を移動するケース
数ヶ月のリゾートバイトであれば、住民票を移動する必要はありません。
しかし、以下のケースでは移動する必要があります。
1.リゾートバイトを1年以上する場合
生活の本拠地が移動したとみなされるため、住民票を移動する必要がある。
2.自宅や社宅などを解約してリゾートバイトをする場合
実家のある市区町村に移すのが一般的。
次に、リゾートバイトで住民票を移動する際の注意点を解説します。
リゾートバイト先に住民票を移動する時の注意点
1年以上リゾートバイトをしたり、やむを得ない事情で実家に住民票を移せない時は、派遣会社のコーディネーターに相談してください。
住民票に寮を「住所」として登録できるかどうかを確認します。
リゾートバイトを始めるにあたり、荷物は車に収まるだけにすると決めて断捨離をし、借りていたアパートは解約しました。住民票はその都度職場の寮に移しています。
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住民票を移す手順
現住所から引っ越し先の市区町村へ、住民票を移す手順について解説します。
1.引越し前にすること
場所:現住所の市区町村の役所
時期:引っ越し予定日の前後14日以内
提出するもの:転出届
受け取るもの:転出証明書
2.引越し後にすること
場所:引越し先のの市区町村の役所
時期:引越し後14日以内
提出するもの:転出証明書と転入届
また、住民票の移動は郵送で行うこともできます。詳しくは、各自治体のHPでご確認ください。
住民票を移さないデメリット4つ
必要に応じて住民票を移動しないと、日常生活が不便になることががあります。続いてデメリットを4つ確認していきましょう。
1.公的書類が届かない
住民税の納付書やねんきん定期便など、公的な重要書類が住民票に登録されている住所に届くため、受け取りにタイムラグが生じます。
送付先を変更する場合は、役所や年金事務所に変更届が必要となります。
2.公的証明書を発行できない
住民票がある市区町村の役所でなければ、発行できない公的書類があります。
たとえば、印鑑登録証明や住民票の写しなどは、住民票がある自治体でなければ発行できません。
ただし、マイナンバーカード・住民基本台帳カード・スマホ用電子証明書を搭載済みのスマートフォンのいずれかを利用すれば、全国のコンビニで発行できます。
なお、市区町村により取得できる証明書の種類が異なります。
取得可能な証明書については、利用できる市区町村をご覧ください。
3.確定申告の手続きに支障が出ることも
2ヶ所以上の職場でアルバイトをして、年収103万円以上のフリーターの方、会社員でも副業で20万円以上の収入がある人、個人事業主など確定申告をする必要があります。
地域によって異なりますが、確定申告の書類が届くのは1月中旬~下旬頃が目安です。
ただし、前回e-Tax(電子申告)を利用した人には、書類が郵送されないことがあります。
また、確定申告書類は、税務署や自治体の税務課の窓口で入手できます。それ以外にも国税庁のWEBサイトから確定申告の書類をダウンロードして、確定申告の手続きを行えます。
4.選挙で投票に手間がかかる場合も
選挙の際には、投票所入場券(投票所整理券)が住民票のある住所に郵送されます。
ただし、郵便局で転送手続きをすると新住所へ郵送されます。
※一部の自治体では、転送できない場合あり
投票は、住民票のある地域で行います。 そのため、リゾートバイト中に選挙が行われた場合は、地元の投票所で投票します。
選挙期間中に地元へ帰ることが難しい場合は、不在者投票制度を利用することで、投票できます。
住民票を移さなくても影響がないこと2つ
続いて、住民票を移動しなくても特に影響のないことを2つ紹介します。
1.運転免許証の更新手続き
優良運転者の方のみに限り、住所以外の都道府県にある免許センター等でも運転免許証の更新が可能です。
【優良運転者とは】
継続して免許を受けている期間が5年以上、かつ違反や怪我のある事故を起こしていない方が対象。
帯の色はゴールド、有効期間は5年です。
ただし、いかに当てはまる方は優良運転者であっても更新申請ができません。
・前回の免許更新の際に期限切れ手続きをされた方
・免許証の条件欄に眼鏡、補聴器以外の身体の病気等による条件がついている方
・免許の更新と同時に記載事項を変更したい方
・免許証をなくされた
なお、運転免許証の更新通知は住民票をの住所に届くため、ご注意ください!
リゾートバイト期間と運転免許証の更新が重なる場合は、郵便物の転送サービスを利用しましょう。
転送サービスについては、次の章で紹介します。
2.郵便物の受取り ※公的書類や転送不可の郵便を除く
郵便局の「転送サービスの手続き」をすれば、リゾートバイト先でも郵便物の受け取りが可能です。
料金は無料で、期限は1年間です。
手続きは、「郵便局の窓口」「郵送」「インターネット(e転居)」の3パターン。
いずれの方法でも、本人確認書類(もしくは写し)が必要になります。
リゾートバイト住民票のQ&A
リゾートバイトで半年の予定だったけど、他のエリアでもリゾバすることに。トータル1年以上地元から離れる場合、住民票はどうすれば良い?
各自治体に住民票についてお問合せください。
リゾートバイトをする際に住民票は必要ですか?
必ずしも必要ではありません。
派遣会社にもよりますが、リゾバ.comでは登録するうえで「本人確認書類」として住民票を利用できます。
ほかにも、免許証・保険証・パスポート・学生証・住民基本台帳カード・年金手帳を本人確認書類となります。
数ヶ月のリゾートバイトでは住民票の移動は不要。気軽にスタートしよう!
いかがでしたか?短期間のリゾートバイトであれば住民票を移す必要がなく、リゾートバイトを気軽に始めることができます。
リゾートバイト中に自宅に戻らなくても事前に転送届を出すなどの手続きを行えば、手間がかかりません。安心してリゾバライフを過ごしてくださいね!
この記事を書いた人
みねちー
みねちー
食べること、運動すること、遊ぶこと。本能のままに思うままに生きています。リゾバ.comでは、「知ることは楽しい!」をテーマに情報発信していきます!
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