コシがたまらない!ツルツルとしたのど越しがいい!などの魅力があるうどん。
日本全国うどんの産地はたくさんありますが、その中で「日本三大うどん」といったら、みなさんはどの都道府県のうどんを思い浮かべますか?
今回は、数ある三大○○の中から、三大うどんにフォーカス!
三大うどんって?どのうどんが選ばれているの?それぞれの歴史や特徴なども合わせてお伝えします!
日本三大うどんとは?

二大巨塔は「讃岐うどん」「稲庭うどん」
日本三大うどんに定説はありませんが、全国的にも名が知られている「讃岐うどん」と「稲庭うどん(秋田県)」が二大巨塔として確立されているようです。
では、もう一つの候補について、見ていきましょう。
3つ目の候補は?
3つ目の候補として有力なのが「水沢うどん(群馬県)」、「氷見うどん(富山県)」、「きしめん(愛知県)」、「五島うどん(長崎県)」の4つのうどんです。
この4つの候補の中から3つを選抜し、二大巨塔と合わせて「日本五大うどん」と紹介されることもあります。
いずれも共通しているのは、一般的に広く知られている有名なうどんであるということです。
6つのうどんの違いや特徴を深堀り
ここからは二大巨塔の「稲庭うどん」「讃岐うどん」を含め、3つの目の候補「水沢うどん」「氷見うどん」「きしめん」「五島うどん」の合わせて6つのうどんについて深堀り!それぞれの由来や歴史、特徴について紹介していきます。
【稲庭うどん/秋田県】口触りがなめらかな麺で箸が進む

<由来・歴史>
稲庭うどんは、秋田県湯沢市稲庭地区が発祥で、江戸時代初期に稲庭地区に住んでいた佐藤市兵衛が地元産の小麦粉を使って製造したのがはじまりとされています。
<特徴>
手延べ製法で作られる細くて平らな細麺で、口触りがなめらかでツルツルとした食感が楽しめます。
<食べ方>
冷やしてつゆにつけるざるうどんや、温かいかけうどんとしていただくのが主な食べ方です。
【讃岐うどん/香川県】”うどん県”香川を代表するグルメ

<由来・歴史>
讃岐うどんの起源は諸説ある中で、弘法大師が伝えたという説や、米の生産が安定しなかったため、代わりに麦を使ったうどん作りが人々の間で広がり、現在の讃岐うどんの形への発展していったともいわれています。
<特徴>
コシが強く、ツルツルとしたのど越しが魅力です。
また、出汁やトッピングは自分で行うセルフスタイルのお店が多いのも特徴の一つです。
<食べ方>
温かい「かけうどん」や冷たい「ぶっかけ」、「ざるうどん」、「釜玉うどん」などさまざまな食べ方があります。どのお店のどんな食べ方が良いか、自分好みのお店を見つけるのも楽しみの一つです。
【水沢うどん/群馬県】伊香保温泉にいったら絶対に食べたい

<由来・歴史>
群馬県渋川市発祥で、全国的にも有名な伊香保温泉のすぐ近くで生まれました。観光名所にもなっている水澤寺の創建に尽力した高麗の渡来僧が、手打ちうどんの製法を住人に伝授したのがはじまりと伝えられています。
<特徴>
コシがあり、ツルツルとした食感が特徴です。また、麺が白く透明感があり、見た目が上品なのも魅力の一つ。
<食べ方>
お店によってスタイルはさまざまですが、冷たいざるうどんで食べるのが一般的なようです。水澤寺の門前・水沢うどん街道沿いで食べることができます。伊香保温泉に行った際に食べるマストグルメです。
【氷見うどん/富山県】コシがありツルツルとした口当たりが特徴

<由来・歴史>
氷見うどんは富山県氷見市の郷土料理で、江戸時代中期に「高岡屋」がはじめた糸うどんがルーツ。糸うどんは、輪島のそうめん技術を取り入れており、ほかの手延べうどんと違って最後まで手で捻りをかける製法でつくられています。
<特徴>
しっかりとしたコシと、ツルツルとしていて口当たりが良いのが氷見うどんの特徴です。
<食べ方>
食べ方としては、かつおや昆布を使った出汁に麺が入った温かいうどんを楽しむもよし、冷水でしめた冷たいざるうどんでいだだくもよし!
【きしめん/愛知県】アレンジレシピがたくさんあって飽きがこない

<由来・歴史>
「きしめん」とは、厚さ1mm、幅7~8mmほどの平らなうどんのことで、愛知県では全域で食べられている県を代表する郷土料理です。
現在の愛知県刈谷市の名物だった平打ちうどんがルーツ。通常のうどんよりもつゆが麺によく絡みやすいことから、しっかりとした味付けが好みな愛知県民の間で浸透したといわれています。
<特徴>
幅広い平らな麺で、ツルツルとのど越しと柔らかい食感が特徴です。
<食べ方>
温かいかけきしめんで食べるのが一般的です。名古屋駅構内や駅ビルをはじめ、県内全域で食べることができ、すき焼き風、カレー、あんかけなど色々な味付けが楽しめます。
【五島うどん/長崎県】鉄鍋でいただくそうめんのようなうどん

<由来・歴史>
長崎市から西に約100kmの位置にある、5つの島を中心に150余りの島々が点在している五島列島。五島うどんはこの土地の特産品で、かつて五島列島が遣唐使船の寄港地であったことから、遣唐使が中国の「索麺(さくめん)」の製法を伝えたのがルーツではないかという説があります。
<特徴>
麺は、そのルーツを思わせるかのように、細くストレートで透き通っているのが特徴です。
<食べ方>
「地獄炊き」といって、乾麺を鉄製の鍋でぐつぐつ茹でて戻し、すくい棒ですくってつゆにつけて食べます。ネギやかつおぶしなどの薬味と卵を溶いて麺に絡めて食べるのが王道のスタイルです。
それぞれの良さがある三大うどん
日本三大うどんとは?どこが選ばれているのか、違いは何のなのか、6つの候補について紹介しました。
うどん県として知られている香川県の讃岐うどんについては、魅力を知っている方も多いと思いますが、それぞれのうどんにはその地域性がうかがえたり、独自の文化・風味があります。
三大うどんについて興味を持ったら、ぜひ現地で味わってみてください。
この記事を書いた人

あやたか
あやたか
リゾートバイト経験アリの中の人ことあやたかです。国内外問わず旅に出ることがとにかく大好き!海外は20ヶ国以上、国内は47都道府県全制覇!自他ともに認める「フッ軽」さんです。
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