
正社員だけが正解?会社勤めのレールを外れた私が選んだ、自分らしくいられる働き方
公開日:2025年5月14日
朝がきて会社に向かい、暗くなる頃に家へ帰る。
そんな毎日を繰り返す中、ふと考えたことはありませんか?
「この先もずっと、同じ生活を続けるのかな」
そんな思いを抱えて、自分らしい働き方を求めて飛び出したのが、今回の主人公「yuria1025_rizoba」さん。
会社員生活を手放し、リゾートバイトを選んだ彼女が見つけた新しい生き方とは?
リゾバ歴2年!季節ごとに拠点を変えて生活する【yuria1025_rizoba】さん

夏は沖縄エリア、冬は日本各地のスキー場と、季節ごとに働くスタイルを満喫しているyuria1025_rizobaさん。
リゾバ.comの公式アンバサダーとして、Instagramで日々リゾバの様子を発信中!
最近は北海道ルスツ村にあるスキー場で、チケット販売のお仕事に従事されていたそうです。
休日は仲間と一緒に滑り込み、スノーボードの技を磨いてビギナー大会で優勝(!)するなど、充実したリゾバライフを送られている様子。
そんなyuria1025_rizobaさんですが、はじめは一般企業で働いていたとか。
会社勤めを辞めて、なぜリゾートバイトという働き方を選んだのか。その心境に至った経緯や、将来の展望について語ってもらいました。
「仕事に縛られた日々……」会社を辞めて、自分らしい生き方を探す旅へ

―大学を卒業されてからは、一般企業にお勤めされていたとか。
―はい。大学を卒業してから1年間は、施工管理を請け負う会社で働いていました。
ただ残業が多くて、朝早くから夜遅くまで働き詰めだったんです。そんな毎日になんだか疲れてしまって……仕事のために生きている感じがしたんですよね。
―別の企業に転職してキャリアを積むという選択肢もある中、リゾートバイトを選ばれた理由を教えてください。
―会社勤めを経験して「仕事のために生きたくない、どうせ働くなら楽しいことをして過ごしたい」と思うようになりました。
そのとき頭を過ったのが、学生時代に経験したリゾートバイト。
スキー場で2週間もいませんでしたが、毎日滑れるし、一緒に楽しんでくれる仲間もいて、すごく楽しかった思い出があります。
あと旅行が好きで、色んなところを転々としながら生活するのに憧れもあって。
色々と考えた結果「好きなことをしながら働けるのはリゾートバイト」だと思ったんです。
―会社を辞めてリゾートバイトをするとき、ご家族やご友人の反応はどうでしたか?
―否定する人は誰もいなかったです。
家族も「行っておいで~」みたいな感じで、リゾートバイト先に遊びに来てくれたこともありますよ。
やめたほうがいい、と言う友達もいなかったですね。
日々リゾバの様子をInstagramのストーリーで更新していますが、投稿を楽しみにしてくれる友達もいて、それが励みになっています。
同級生も「今だけだから羨ましい」と言ってくれて、むしろ背中を押してくれました!
―とはいえ周りが会社勤めをしている中、将来に対する不安を感じることはありませんでしたか?
―不安はやっぱりありますね。
リゾートバイトを何年かやった後、どんな働き方を選ぶかは分かりませんが、自分は社会人として本当にやっていけるのかなって。
リゾートバイトをはじめた当初から思っていますし、いまもその不安はあります。
なので、リゾートバイトを選ぶときは「今後何をしていきたいのか」を考えながら、職種とかを選ぶようになりました。
「ワーキングホリデーに向けて語学力アップ」リゾバで夢を叶える準備

―実はワーキングホリデーを利用して、オーストラリアに行きたいと考えています。
だから今回のリゾバ先も、外国人観光客が多いルスツのスキー場を選び、英語を話す機会が多いチケット販売の職種にしました!
―ルスツで3ヶ月間ほどリゾバされたと思いますが、英語が上達した実感はありますか?
―上達したと思います。
それこそ、はじめはお客様が何を言っているのか全然わからなくって、対応できずに喋れる人にお願いしていました。
けど今は、周りの人から「英語ペラペラになったよね、上達したよね」と言われるくらい語学力がアップしました!
ルスツは8割が外国人のお客様で、ほぼ毎日英語を使う環境だったので、自然と話せるようになった気がします。
―次のリゾートバイト先も、ワーホリを見据えて決められたんですか?
―そうですね。オーストラリアのカフェで働きたいと思っているので、次のリゾバ先はベーカリーカフェにしました。
ラテアートに興味があるのですが、オーストラリアの求人を見るとバリスタ経験が必要みたいで……。
リゾートバイトを通して、そのあたりの経験も積めればいいなと思っています。
ちなみに、ワーホリに向けた貯金はどうでしょうか?
―今回(ルスツ)は寮費や食費がかかるところなので、意外とお金が貯まらないです(汗)
貯金を重視するなら、やはり寮費・水光熱費がかからず、食費やまかないが出るリゾバ先を探してみるといいかも。
「人見知りの私が、ドローン撮影のお仕事⁉」リゾバで広がる可能性

―リゾートバイトだけでなく、宮古島でドローン撮影のお仕事もされてますよね。どのようなご縁で、お仕事に繋がったのでしょうか?
―実は宮古島ではじめてリゾートバイトしたときに参加した、ドローン撮影のツアーがキッカケでした。
もともと大学生のときにドローン検定を受けていたこともあって、ドローン撮影のお仕事に興味が湧きました。
ツアー会社の社長に「ドローンを操作して撮影してみたい」という話をすると、「じゃあ来年おいでよ」と言われて。
翌年、私から社長にメッセージを送ったりして、ツアー会社で働かせてもらえることになりました。
なので、夏季はリゾートバイトをお休みしています。
―お仕事としてドローン撮影の経験はありましたか?
―検定を取るために触ったくらいで、それ以降はまったく(笑)
―ほぼ未経験での挑戦だったんですね!ほかにもリゾバ中に資格を取られたとか?
―去年シュノーケリングガイドの資格を取りました。
実際にガイドのお仕事もやらせてもらいましたが、少ししかできなかったので。今年はもっと頑張りたいと思っています。
あと余裕があればドローンの国家資格も取って、自分が担当するツアーに組み込みたいですね。
―もともと積極的に行動できるタイプでしたか?それともリゾバを通じて変わったとか?
―はい、行動力はある方だと思います!出るときは出る、みたいな。
けれど、もともと恥ずかしがり屋で……。
リゾートバイトに挑戦しようと思ったのも、人見知りを克服したい気持ちがあったからなんです。
男の人も苦手で、リゾートバイトをはじめる前は全然喋れませんでしたが、今は普通に話せるようになりました。
「私がおすすめする職種&エリア」迷ったらここで決まり

―今まで経験されたお仕事で、一番楽しかった職種を教えてください
―ずっと楽しいと思えたお仕事は、宮古島のホテルで経験した「ベル」です。
ロビーからお部屋まで案内する間に、宮古島の魅力を伝えるのがすごく楽しくて。
観光情報だけでなく、有名な植物とか、直近で行われるイベントとかを教えてあげて、実際に楽しんでもらえたときは自分事のようにうれしく感じました。
それと、たまにチップがもらえることもあります(笑)
―「ベル」はどんな人が向いていると思いますか?
―誰にでもできるお仕事だとは思いますよ。荷物運んで、館内説明をするのがメインなので。
けれど仕事を楽しめる人となると、やっぱりお客様と話すのが好きな人かな。
あとは、リゾートバイト先に興味を持ち、その土地の魅力を伝えたいって思える人が向いているのかなと思います。
―逆に、「シンドイなぁ」と感じたお仕事はありますか?
―スキー場のリフト係がしんどかったですね。
毎朝30分くらい雪かきをするんですが、その時にすごく汗をかいて。
そのまま着替えもできず、汗をかいた状態で一日過ごしていたので……。不快感とか汗冷えもして、それが一番シンドイ気持ちになりました。
―色んな場所でリゾートバイトをご経験されていますが、一番お気に入りのエリアはありますか?

―やっぱり沖縄の宮古島ですね。
今まで自分が暮らしていた都市部と全然違う。気候もですが、珊瑚が隆起してできた島なので、工事現場をのぞいてみると珊瑚の塊のようなものが見えたりして、環境の違いに驚きました。
放し飼いみたいな文化があって、犬は自由に歩き回っているし、どこかから逃げ出したヤギが道を歩いていたりするのも面白かったです。
あと結構ご年配の方とかだと、何を喋っているのか全然わからなくて。
もう、なにもかも新鮮でした!
「リゾバは人生の選択肢を広げてくれる」私が考える未来の働き方

―いつまでリゾートバイトを続けていきたいと思いますか?
―今25歳ですが、ワーキングホリデーを含めて28歳くらいまでかなと思っています。
その先をどうなるのかはまだ分かりませんが、もし結婚とかすることになれば、一つの場所に腰を据えて落ち着きたいなと思っています。
けれど子供が成長して手を離れたら、短期でもいいからリゾートバイトを再開するのもいいかなって。
私の母親世代の人もリゾバに挑戦しているし、何歳になってもチャレンジできると思っています。
―ちなみにリゾートバイトを辞めた後のキャリア、将来の夢とかありますか?

―そうですね。やりたいことはいっぱいありますが、趣味のジャグアート(ボディーアートの一種)を仕事にするのもいいかなって。
宮古島にジャグアートのお店があるので、まずはその人にコンタクトとってみて、どうしたら仕事にしていけるのか話を聞いてみたいと思っています。
もし仕事にできたら、自分でサロンを開業できるし、場所を選ばず働けると思うので。
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アンバサダー活動の一環で、リゾバの日常をInstagramに投稿するようになってから、日々の出来事を記憶の中に定着させていくような感覚が生まれた気がします。 以前よりリゾートバイトしているな、という実感がより一層強くなりました。 ▶yuria1025_rizobaさんのInstagramはこちら
リゾートバイトを始める流れ
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1
スタッフ登録
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2
お仕事相談
ヒューマニックの担当コーディネーターが、勤務エリアや職種、期間、給料など、ご希望にぴったりのリゾートバイト探しをサポートします。
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3
お仕事決定、出発
勤務先までの交通手段や持っていく荷物の相談など、担当コーディネーターがアドバイスいたします。
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4
お仕事スタート
勤務期間中も担当コーディネーターがしっかりサポートいたします。お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人

むらうみ
むらうみ
観光、アウトドア業界のライター・編集者を経て、リゾバ.com編集部にジョイン。 “ひとり旅”が好きで、有給と給料はすべて旅行につぎ込む。旅好きが高じて、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得。
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