東北三大祭りとは!?東北の夏の祭典を存分に楽しむ完全ガイド

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東北三大祭りとは!?東北の夏の祭典を存分に楽しむ完全ガイド

よく耳にする三大〇〇祭り。今回は、東北地域で夏に開催される「青森ねぶた祭」、「仙台七夕まつり」、「秋田竿燈(かんとう)まつり」の「東北三大祭り」にフォーカス!それぞれの魅力をご紹介するとともに、他にも夏に開催される東北の夏祭り情報もお届けします。

全国的にも有名!東北三大祭り

東北三大祭りとは、「青森ねぶた祭」、「秋田竿燈(かんとう)まつり」、「仙台七夕まつり」の3つのお祭りのことをさします。また、すべて夏に開催されることから「東北三大夏祭り」とも呼ばれています。

青森ねぶた祭(青森県)

青森ねぶた祭(青森県青森市)

「ねぶた」と呼ばれる大型の灯籠を山車に乗せ練り歩く祭り。高さ5m、長さ9mのねぶたは2階建ての建物に匹敵する高さで迫力満点!

“ラッセラー、ラッセラー”の掛け声に合わせて、山車の周りを跳ねて踊る「跳人(ハネト)」の存在が祭りのボルテージを一気にアップさせます。衣装を着て、花笠をかぶれば誰でも跳人として参加できるのが、ねぶた祭の魅力です。

<開催期間>
8月2日~8月7日

<開催場所>
青森市内中心部

跳人希望者は必見!祭り開催期間中は、衣装がレンタルできて着付けもしてくれるお店もあるので、手ぶらで行っても大丈夫!ただ見物しているだけでは物足りなさを感じるあなたには、ピッタリな参加型の祭りです。跳人になれば楽しさ倍増ですよ。

秋田竿燈(かんとう)まつり(秋田県)

竿燈まつり

秋田竿燈(かんとう)まつりは、灯かりをともした竿燈が夏の夜空を優しく照らす秋田を代表する祭りです。竿燈全体を稲穂に、吊るされた提灯を米俵に見立て、厄除けや五穀豊穣への願いを込めて開催されている約270年受け継がれてきた国重要無形民俗文化財です。

竿燈を額で支えたり、肩や腰に乗せバランスを取って操る職人芸は圧巻。まつりの最後、実際に竿燈を持たせてもらうこともタイミングが合えばできるかも!?

<開催期間>
8月3日~8月6日

<開催場所>
秋田市中心部 竿燈大通り

実際に竿燈を手にしてみたけれど、バランスを取るのは小さいサイズのものでも難しい…!とっても貴重な体験なので、ぜひ祭り最後まで残り、一度手にしてみることをオススメします。職人技のすごさが身に染みてわかる体験です!(笑)

仙台七夕まつり(宮城県)

仙台七夕まつり

伊達政宗公の時代より続く、日本一の七夕「仙台七夕まつり」。もともとは家庭ごとに飾り付けをする素朴でつつましいお祭りだったそうで、仙台では“たなばたさん”と呼ばれ、市民から親しまれているお祭りです。

七夕と聞くと7月のイメージがありますが、新暦に1ヶ月を足した暦である中暦を用いているため、仙台七夕まつりは毎年8月に開催されています。

絢爛豪華な笹飾りは、仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて見ることができ、周辺の地域商店街では昔ながらの素朴な飾り付けが見られます。

<開催期間>
8月6日~8月8日

<開催場所>
仙台市中心部および周辺の地域商店街

色とりどりの七夕飾りを楽しむことがもちろんメインだけど、祭り開催の前日8月5日は、前夜祭として開催される「仙台七夕花火祭」もめちゃくちゃ盛り上がります!仙台の夏の夜空を彩る花火もぜひご堪能あれ!

三大祭だけじゃない!東北の夏を盛り上げる祭り3選

祭りが盛んな東北地域では、三大祭り以外にも見どころ満載の祭りが開催されています。その中でも有名な3つの祭りをピックアップしてご紹介します。

盛岡さんさ踊り(岩手県)

盛岡さんさ踊り(岩手県)

藩政時代から伝わる盆踊り「さんさ踊り」は、盛岡市の目抜き通りで4日間繰り広げられる夏を代表するイベント。力強く勇壮な太鼓の音色が鳴り響き、踊り手、笛、太鼓などに合わせて2万人の群舞となり迫力満点です。

2014年には和太鼓同時演奏で、世界記録を達成しました。最終日のパレード終了後の「大輪踊り」は誰でも参加できるので、祭り気分を存分に味わうことができます。

<開催期間>
8月1日~4日

<開催場所>
盛岡市中央通(県庁前)

ニューヨークタイムズ紙で「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれたこともあり、夏の一大イベントであるさんさ踊りの祭りも、海外の観光客から注目の的!人気を集めています。

山形花笠まつり(山形県)

山形花笠まつり(山形県)

山形の夏の風物詩である山形花笠まつりは、花笠(はながさ)という名前の通り、県の花でもある「紅花」をあしらった花飾りがついた傘を踊り手たちが手にし、伝統的な踊りを披露する祭りです。誰でも手軽に踊れる優雅で華麗な「正調花笠踊り~薫風最上川~(通称・女踊り)」、自然の恵みへの感謝を思わせる勇壮な男性的な踊り「正調花笠踊り~蔵王暁光~(通称・男踊り)」、花笠発祥の地とされる尾花沢で主に踊られるダイナミックな「笠回し」系踊りなどがあります。一度に色々な種類の踊りを見られるのもこの祭の特徴です。鮮やかな衣装を身にまとい“やっしょまかしょ”の掛け声が祭りを盛り上げます。

<開催期間>
8月5日~8月7日

<開催場所>
山形市内中心市街地

規律正しく上品な踊りの花笠音頭は、ずっと見ていても飽きることなく見惚れてしまうほどの美しさ。踊り手が手にしている花笠は、踊りの種類に合わせて異なり団体によって独自で手作りした笠などもあるため、違いを探すのも祭りの楽しみの一つです。

福島わらじまつり(福島県)

福島わらじまつり(福島県)

福島わらじまつりは、毎年8月上旬に開催される福島の夏を代表する祭りで、毎年2月に行われる江戸時代からの伝統を有する信夫三山暁まいりに由来し生まれました。福島市のシンボルともいえる信夫山にある羽黒神社に安置された仁王様のためにわらじを奉納したことが始まりで、仁王様の足のサイズに合わせたわらじは、長さ12mと規格外の大きさ。その大わらじを担ぎながら市街地を練り歩き、信夫山の羽黒神社に奉納が行われる様子は圧巻です。


<開催期間>
毎年8月第1金曜日~日曜日

<開催場所>
福島市中心部
(大わらじ奉納:信夫山 羽黒神社)

まつり参加者が踊る「わらじ音頭」は、健脚をイメージさせる足の動きが特徴的で、「わらのわ」と呼ばれる輪を両手に持ちながら“ワッショイ!ワッショイ!”の掛け声とともに踊ります。まつりのフィナーレは飛び入り参加も歓迎されているので、祭り好きはぜひジョインしてみて!

※内容・規模は、状況に応じて変更となる場合があります。

さいごに

いかがでしたか?「青森ねぶた祭」、「秋田竿燈(かんとう)まつり」、「仙台七夕まつり」の東北三大祭りをはじめ、夏の東北をアツく盛り上げる夏祭りについてご紹介しました。見ているだけでももちろん楽しめますが、実際に参加できる祭りもあるので、我こそ祭り男、祭り女という人は要チェック!

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あやたか

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リゾートバイト経験アリの中の人ことあやたかです。国内外問わず旅に出ることがとにかく大好き!海外は20ヶ国以上、国内は47都道府県全制覇!自他ともに認める「フッ軽」さんです。

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