【日本のスイス】と呼ばれる場所はどこ？見どころ・楽しみ方を紹介

アルプスの雄大な山々……澄んだ湖……
スイスのような絶景が見たい！そんな風に思った人は必見！

「日本にスイスみたいな場所はあるの？」
「日本のスイスってどこ？」

そんな疑問に答えて、本記事では、日本でスイス気分が味わえるスポットをピックアップ。
見どころや楽しみ方、アクセスも紹介します。

日本のスイスってなに？

日本のスイスとは、日本国内でスイスの雄大な景色を見ることができるスポットを表す言葉として、広く使われています。

共通点として、アルプスのような山々を連想させるような地形や景観などがあり、ヨーロッパまで行かずともスイスの雰囲気を味わうことができます。

日本のスイスみたいな場所はどこ？

日本のスイスと呼ばれる代表格5つのスポットを紹介します。

1. 千畳敷カール（中央アルプス／長野県）

日本のスイスの代表格といわれている千畳敷カール。
宝剣岳のゴツゴツとした岩壁と草原が織りなす景観は、スイスのアイガーやマッターホルンを連想させます。

夏は高山植物が咲き誇り、秋は紅葉、冬は雪景色と、訪れる季節よって表情が変わるのが魅力です。

楽しみ方

・ハイキング
・登山

＜ポイント＞
千畳敷カールは、一周約45分の散策路が整備されているので、登山初心者でもアルプスの絶景を見ながらハイキングが楽しめます。

アクセス

＜東京からの場合＞
「バスタ新宿」から「駒ケ根バスターミナル」まで高速バスで約4時間。
「駒ヶ根駅」からロープウェイ乗り場がある「しらび駅」まで路線バスで約50分。
「しらび平駅」から「千畳敷駅」までロープウェイで約7分半。

2. 四国カルスト県立自然公園（愛媛県・高知県）

愛媛県と高知県の県境に広がる標高約1000～1500mのカルスト台地で、日本三大カラストのひとつです。

春から秋にかけては、牛の放牧が行われます。
放牧された牛と、緑の草原、白い石灰岩の三拍子そろえば、スイスの高原リゾートさながらの雰囲気。

秋のススキ野原と紅葉もおすすめです。

楽しみ方

・ドライブ

＜ポイント＞
四国カルストを縦断する県道383号線は、別名「天空の道」と呼ばれている絶景ドライブルートです。東西約25kmにわたって続いていて「日本百名道」に選定されています。

アクセス

＜愛媛市内からの場合＞
車で約2時間

3. 室堂（立山黒部アルペンルート／富山県・長野県）

北アルプスの玄関であり、立山や剣岳への登山口でもある室堂は、立山連峰の絶景を堪能できる場所です。
特に、噴火口跡に水が溜まってできた火山湖・みくりが池と3000m級の山々のコラボレーションは、スイスのツェルマットを連想とさせる景観です。

春は雪の壁で有名な「雪の大谷」や、夏は登山・ハイキング、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の絶景が楽しめます。

楽しみ方

・ハイキング
・登山

＜ポイント＞
室堂まで続く「黒部アルペンルート」は、途中「黒部ダム」や「大観峰」などの観光スポットあり！どこも雄大な自然を肌で感じられます。

アクセス

＜富山方面からの場合＞
「富山駅」から「立山駅」まで富山地方鉄道で約1時間。
「立山駅」から「美女平」までケーブルカーで約10分。
「美女平」から「室堂」までバスで約50分。

4. 河童橋（上高地／長野県）

河童橋は梓川に架かる木製のつり橋で、上高地のシンボル的な存在。
背後にそびえる穂高連峰が一望でき、スイスの山岳リゾートのような雰囲気そのもの。

河童橋近くの「上高地帝国ホテル」は、スイスの山小屋を思わせる赤い屋根のロッジ風建築で、宿泊すればよりスイスっぽささを感じることができます。

楽しみ方

・ハイキング
・登山

＜ポイント＞
河童橋周辺は、歩きやすい平坦な道が続くので、初心者でも散策が楽しめます。

アクセス

＜長野方面からの場合＞
「松本駅」からバスで約1時間半
※マイカー規制があるので、駐車場からはシャトルバスかタクシーを利用する必要があります

5. 八方池（白馬／長野県）

八方池は、白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳の白馬三山を望める絶景スポットです。

晴れた日には、三山が水面に写り込み「逆さ白馬」を見ることができ、まるでスイスの湖に映る雄大な山々を彷彿する景色に出会えます。

楽しみ方

・ハイキング
・登山

＜ポイント＞
木道を歩くハイキングコースは、スイスの高原をトレイルしているかのような感覚になります。

アクセス

＜長野方面からの場合＞
「長野駅」から「白馬八方バスターミナル」特急バスで約1時間15分。
「八方駅」から「八方池山荘」までゴンドラリフトで約20分。

【まとめ】日本でもスイス気分が味わえちゃう！

雄大な山々、澄んだ湖、広がる草原……
紹介してきたスポットは、日本にいてもスイスのような絶景が望めます。

スイスっぽさを感じるには、時間帯や季節選びが重要！
・夏は高山植物や放牧風景でスイス感アップ
・秋は紅葉と山々のコントラストが絶景
・水面に映る山々や雲海を見るなら早朝がねらい目

これらのポイントを押さえ、日本でスイス気分を堪能してみてはいかがでしょうか？