2011年に公開されたジブリ映画「コクリコ坂から」。昭和の懐かしい風景と、高校生の純粋な恋を描いたこの作品は、今なおファンを魅了しています。
映画の舞台となったのは、横浜・港の見える丘公園、山下公園周辺です。実際に筆者がロケ地を訪れ、アニメ作画とロケ地の写真を比較しました。映画の忠実な再現に、きっと驚かされるはず。ぜひ、確認してくださいね!
ノスタルジックがとまらない!コクリコ坂から(2011年公開)
昭和レトロな街並みやカルチェラタンの西洋建築が今の時代に生きる人にとってどこか懐かしくエモいと感じる人も多いのではないでしょうか。またみんなで一つのことを成し遂げようと夢中に打ち込んでいる姿が楽しそうで羨ましくも感じる、心温まる物語です。
ストーリーの象徴のフラッグ

© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT

祖母が営むコクリコ荘と呼ばれる下宿を手伝う高校生の松崎海(メル)は、船乗りだった父のために、毎朝「安全な航海を祈る」という意味を込めて旗をあげていました。この映画の象徴とも言える旗。こちらは、横浜にある港の見える丘公園の展望台にあります。コクリコ坂からの公開後に記念碑として旗とパネルが設置されたこともあり、アニメ作画と展望台にある旗は見たままそっくりですね。この旗は、国際信号旗と呼ばれ船舶間での通信に利用される世界共通の旗とのことで、航海中の船舶に進路を伝えたり、操縦不能になった場合に近くの船に知らせるなどの役割を果たしているそうです。
港の見える丘公園 展望台
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
アクセス:元町・中華街駅から徒歩10分
1963年当時と今の時代を繋ぐ大きな船

© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT

男子文化部の部室「カルチェラタン」の取り壊しを巡り、理事長に直談判した帰り道のシーンです。ここの舞台となった場所は、山下公園と言われています。
海と俊が、桜木町駅で電車を降り赤レンガ倉庫の方面から山下公園に入り氷川丸方面へ南下していくと、作中にも登場する横浜港のシンボル横浜マリンタワーやクラシックホテルの一つホテルニューグランドが見えてきます。ちなみに作中で描かれていた山下公園の最寄り駅は当時桜木町駅でしたが、現在は2004年に開業した元町・中華街駅です。アニメ作画と実際の氷川丸を比較するとそのまま描かれているように見えますが、実は船体の色が違います。アニメ作画で描いた当時の氷川丸は、船上パーティーなどが開かれ船体もエメラルドグリーンでしたが、1980年代に黒い塗装に塗り替えられて今の氷川丸になったそうです。
日本郵船氷川丸
住所:神奈川県横浜市中区山下町 山下公園地先
アクセス:元町・中華街駅から徒歩4分
あの感動をもう一度……
いかがでしたか?実際に訪れると、聖地はアニメ映画の風景そのままなので、映画の世界感に浸れますよ。あの感動をもう一度体験しに聖地を巡ってみませんか?
この記事を書いた人

みねちー
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